第1065回 星稜中の経験が自分の基礎を形作った 内山壮真(星稜)【前編】2019年10月21日

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【目次】
[1]取り組み、守備、打撃、すべてを学んだ中学3年間
[2]星稜中の3年間はとても大きな学びとなった

 この夏、甲子園準優勝の星稜奥川 恭伸山瀬 慎之助のバッテリーがプロを志望。そして、来年もドラフト候補になりうる選手がいる。それが内山 壮真星稜)だ。星稜中時代には全国大会優勝を経験。さらに軟式のU-15代表では4番を務め、星稜高に進むと1年生春からレギュラーの座を獲得。内山は同世代でもトップを走る野手へと成長した。そんな内山の成長の原点は星稜中時代にあった。

取り組み、守備、打撃、すべてを学んだ中学3年間



内山壮真(星稜)

 中学の軟式では全国大会常連の星稜中に進み、3年の間でベンチ入りを目標に掲げていた内山だったが、入学してすぐにショートで試合に出場。内山自身、遊撃手として出場できるほどの守備力があるとは思っておらず、驚きだったそうだ。

 「守備は下手でしたし、ノックを人一倍こなして、うまくなっていくしかありませんでした」

 練習を積み重ねる中で守備力を向上させるポイントに気づいたという。内山の場合は、バウンドを予測することだった。

 「ノックを受け続けることで、打球の跳ね方を予測できるようになりました。技術というよりも感覚として磨いていけたと思います」

  内山は遊撃手としてだけではなく、捕手としても活躍。中学時代からバッテリーを組む現在のエース・荻原 吟哉とともに全国大会を経験した。

 打撃面では中学時代、日本代表の4番を務めるほどの実力を身に付けたが、どのような意識で取り組んでいたのか。

 「正直に言いますと、技術的なことではなく、日々の素振りで強く振ることを意識していました。それだと安打を打つ確率を上げることにはつながりませんが、強い打球を打つことはできたと思います」

 「全国のレベルの高さを目の当たりにし、力のなさを実感するとても良い機会でした」

 さらに3年生ではU-15代表となったが、それも内山にとって大きな経験となった。

 「レベルの高い選手やプロ野球を経験しているコーチの方々と交流して得られたことは現在に活かせています。コーチからはどんな選手が高いステージで通用するのかを聞かせていただきました」

 その中で内山の心に響いた言葉が「基本の大事さ」だった。

 「そのコーチから、『プロで活躍する選手は基本を大事にしている』と教えていただき、打撃、捕手の基本を教わりました」

【次のページ】 星稜中の3年間はとても大きな学びとなった。

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プロフィール

韮澤雄也(花咲徳栄)
内山 壮真(うちやま・そうま)
  • 星稜
  • ポジション:捕手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:172センチ72キロ
  •  
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