第1054回 「自分のできることに集中する」規律を重んじるカリビアンスラッガーのルーツ ネフタリ・ソト(横浜DeNAベイスターズ)2019年09月21日

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【目次】
[1]自分のできる以上のことを求めない
[2]自分自身のベストを尽くしてほしい

 2018年6月、彗星のごとく現れたカリビアンが、ホームランを連発。瞬く間にキング争いでトップに立つと、その勢いはシーズン終了まで衰えず、来日1年目にしてホームラン王のタイトルを獲得。
 その男の名は、ネフタリ・ソト。今季も順調にホームランを量産しているソト選手。前編ではそのバッティングのルーツに迫っていった。後編ではメンタル面やプエルトリコの野球事情。そして高校球児へのメッセージをもらった。

 彗星のごとく現れたカリビアンスラッガーのルーツ ネフタリ・ソト(横浜DeNAベイスターズ)

自分のできる以上のことを求めない



ソト選手(横浜DeNAベイスターズ)

 今年はここまで92打点(9/8時点)と、打点でもトップを走るソト。2位の村上宗隆(ヤクルト)から5位の坂本勇人(巨人)まで僅差での争いが続くが、打点王獲得も視野に入れる。得点圏打率も.321とハイアベレージを残すソトだが、チャンスでの心構えはどんなものなのだろうか。

「得点圏で打席がまわってきたときは、いつも以上により強い気持ちでランナーを返すバッティングを心掛けています。いつも以上に集中して打席に入ることが大事ですし、いつも以上に積極的に打席に入ること。自分が狙っている球がきたら打ち損じないことです。

 ミスショットをしないためには、やはり練習での取り組みです。自分で試合を想定した練習をして、自信をつけることです。そこから、自分のできることが出てくると思うので。

 例えば、ランナー三塁とか、二、三塁のシチュエーションのときは長打を狙いません。ヒット1本で1点、2点入るので。自分のできること以上のことを求めずに、練習でやってきたことを試合で出す。あとは自分に自信をもつことです。」

 練習のときから試合での状況を想定し、その状況ごとの打撃に取り組み、試合ではその成果を出すことに集中するのだ。ともすれば結果ばかりを追い求め、本番で力が入ってしまいがちだが、目の前のタスクにフォーカス(集中)するということは、野球に限らず全ての物事に共通して言えそうだ。

【次のページ】 自分自身のベストを尽くしてほしい

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プロフィール

ネフタリ・ソト
ネフタリ・ソト(ねふたり・そと)
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • ポジション:内野手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:185センチ97キロ
  •  
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