侍ジャパン壮行試合「高校日本代表vs.大学日本代表」が26日、神宮球場で行われ、規定により5対5の引き分けとなった。
 代表選手の中で数少ない2年生の一人である横山 陽樹作新学院)は、9番ライトで先発出場を果たし、3打数1安打1犠打と実践力の高さをアピール。フルイニング出場を果たしたことも大きな自信になった。

 壮行試合を終えた横山に、大学生との対戦で感じたことやワールドカップに向けた意気込みを伺った。

高いレベルでは『間を作る』ことが大事


 「とにかくレベルが高くて、楽しかったです。その中で一本出たことは良かったですね」

 試合後に横山は、充実感を滲ませて試合を振り返った。大学生投手を相手に4打席を経験し、多くの学びを得たことを横山は語った。

 まず横山が印象に残った投手として名前を挙げたのは、早稲田大の早川 隆久であった。他のチームメイトが口を揃えて先発した森下 暢仁(明治大)の衝撃を語る中で、横山は早川の名前を挙げた理由を次のように話す。

 「球のキレがとにかく凄くて、チェンジアップは消える感覚がありました。あのボールを打つにはとにかく『間を作る』ことが大事だと思います。外国人投手の動くボールも見極めが大事だと思うので、『間』を作って対応していきたいと思います」

 その一方で、木製バットへの対応も全く問題にしていない。高校入学後から練習で木製バットを使用していることを明かし、自信をのぞかせる横山。
 2年生で選出されていることから秋季大会も頭にチラつく様子を見せ、大会に向けて強い思いを口にした。

 「何も得ずに帰る訳にはいきません。少しでも多くのことを学んで、世界一に貢献したいと思っています」

 同学年で選出されている鵜沼 魁斗東海大相模)は、明るいキャラクターで存在感を見せているが、横山はどちらかと言えば静かに剣を研ぐタイプだ。実践力の高さを異国の地で証明し、世代を代表する選手へと進化を遂げたい。

(記事=栗崎 祐太朗)

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