「甲子園」は「自分の強み」にもなる



岸潤一郎

 今、徳島インディゴソックスにいる自分が見てほしいところは「ユーティリティー性と足」。まだおこがましいですが、外崎 修汰さん(埼玉西武ライオンズ)や、荻野 貴司さん(千葉ロッテマリーンズ)のような内野も外野もできて脚もある右バッターになれたらいいと思っています。

 (10月17日の)ドラフトまでには走塁面では若いカウントから盗塁する点や二塁からホームに還る走力をアピールしたい。そして今年、徳島インディゴソックスでは遊撃手も務め、自分では決して「巧い」とは思っていませんが、徐々に脚の使い方や送球まで理解できるようになってきましたので、ノックをひたすら受けて練習したいです。

 今見て思う「甲子園」ですか?「あんな人がいっぱい入るところでプレー出来たらさぞ楽しいだろうな」です(笑)。でも、僕が高校3年間、必死にやって甲子園でプレーできたことは何歳になっても自信になる。「自分の強み」になります。もう1回目指せるなら目指したいところですね。もちろん、甲子園がなかったら絶対に今の「岸 潤一郎」はないです。

 だから、今の高校球児の皆さんもテレビで取り上げてくれる全国大会である甲子園を目指せるのは高校の3年しかないし、そこを目指す3年間を必死にやる楽しみを味わってほしい。そこを味わえれば甲子園に行けても、行けなくても満足できると思います。

取材=寺下 友徳