第979回 人間的な成長を求めて兵庫を飛び出した強打の核弾頭・森口修矢(神村学園)【前編】2019年07月02日

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【目次】
[1]思いきりの良さを買われて遠方の神村学園に入学
[2]好守と強打、両方を兼ね備える選手

好守と強打、両方を兼ね備える選手



森口修矢

 森口のプレーで目を引いたのは、昨秋の鹿児島大会決勝の鹿屋中央戦、3番打者で勝負強さを発揮した打撃もさることながら、外野守備でみせた好プレーである。

 5回表一死一塁、エンドランを仕掛けてライト前に転がった打球を処理した森口は、ダイレクト送球で走者を三塁で刺した。
 二塁手の北浦 海都(3年)が捕球地点と三塁ベースを結ぶ直線上にカットに入り「前の打球はカットの頭をめがけて投げる」(森口)練習の成果を見事に発揮した。

 6回表には、先頭打者の右中間を抜けた打球を処理し、カットに入った遊撃手・松尾 駿助(3年)に送球。松尾が大遠投で三塁打を阻止してみせた。こちらも「後ろの打球は2人目の選手が刺す」(森口)鉄則通りのプレーを、決勝戦という大舞台でやってのけた。

 春の鹿児島大会は3回戦・樟南戦、5回表に放ったソロホームランが印象深い。

 大会序盤のヤマ場と目された強豪同士の対戦だったが、4回までに3対5とリードを許す苦しい展開だった。

 初回に幸先良く3点を先制したものの、その後は樟南の右腕・江口泰史(3年)の変化球をうまく使った配球に狙いを外され打ちあぐねていた。5回、その変化球に狙いを定め、内角高めに甘く入ってきた失投を見逃さず、レフトスタンドに特大ソロを放った。これが反撃の口火となり、8回表に打者一巡で5得点を挙げて難敵・樟南を退けた。

 次の4回戦・薩南工戦では満塁ホームランを含む6打点と活躍している。

 前編はここまで。後編では森口選手が興南桐光学園との試合で見出した新たな課題。そして取り組んでいる自身のテーマについて語ってもらった。後編もお楽しみに!

【後編を読む】「大人の打者」の意味を理解できるかが打撃開眼のカギ! 森口修矢(神村学園)【後編】

文=政 純一郎

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プロフィール

福重 圭誇(尚志館)
森口 修矢(もりぐち・しゅうや)
  • 神村学園
  • ポジション:外野手
  • 身長:170センチ 体重:72キロ
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