第1001回 強靭な握力から生まれた伝家の宝刀・ツーシーム 攻めのピッチングで聖地へ 飯島一徹【後編】2019年07月12日

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【目次】
[1]ツーシームを投げるポイントを徹底解説!
[2] 花咲徳栄に勝った時は思わず涙が出た

ツーシームを投げるポイントを徹底解説!



現在は2つの握りで投げ分けている

 飯島の代名詞といっていいツーシーム。その変化はまるで山﨑 康晃(横浜DeNA)のツーシームである。では、そのツーシームを飯島に教えた人物は北部地区の強豪・本庄第一で監督を務めた須永三郎氏からだった。
 「僕はこれまで須永さんからよく指導していただいておりまして、昨年9月くらいに須永さんから握りや投げ方を教わったんです」

 気になる握りを見てみると、挟んで投げるスプリットのようである。さらに飯島は指の掛け具合で軌道の変化をつけている。
 「スプリットみたいに握って、リリースの時に引っ掛ける感じです。ただ、中指と人差し指のどちらかにかかると、シュートになったりスライダーになったり、日によってバラバラです。ただ握りの深さを調整して、カウントを稼ぐ時と三振を取る時を使い分けています」

 飯島は習得し始めた9月から2ヶ月ほどでマスターに成功。この変化球は指力の強さ、握力の強さが問われるが、それは日頃から弛まぬキャッチボールと握力強化があって実現したものだ。

 「野球を始めた時からキャッチボールを大事にしているのですが、高校に入ってから指先を大事にしようと思って最初に変化球を投げるようにしているんです。それで指先の感覚を確認しつつ、新しい変化球を試すんです。そこで良ければブルペンで投げます。
 硬式になって爪先が剥がれやすくなったのもあって、トレーニングを始めました。最初は家でゴムボールを握ったり常にボールを持ったりして鍛えました。あと、高校2年生からダンベルを使った握力強化を始めました。それで握力は右64キロ、左58キロになりました」

【次のページ】  花咲徳栄に勝った時は思わず涙が出た

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プロフィール

飯島一徹(東農大三)
飯島一徹(いいじま・いってつ)
  • 東農大三
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投げ右打ち
  • 身長:181センチ 体重:78キロ
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