第988回 「守備の帝京」の象徴・大内智貴(帝京)。接戦になればなるほど際立つ野球センスの高さ!2019年06月11日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【大内智貴のプレーをギャラリーでチェック】

【目次】
[1]怪我に苦しみながらも、持ち前の観察力の高さで信頼を掴む
[2]高い守備力の秘密

高い守備力の秘密



大内智貴(帝京)

 なぜチームメイトに指示が出せるほど視野が広いのか。1つ目が大宮シニアで連携、ルールなど頭を使った野球をしっかりと畳み込まれているから。2つ目が現在の守備技術の殆どを大宮シニアで作り上げたからだ。特に一歩目の速さ、守備範囲の広さには自信を持っている。どんな意識でプレーをしているのだろうか。

 「ピッチャー対バッターの力の差をまず感じて、ピッチャーが投げたコースを瞬時に見て、一歩目をどう切るかというのを、考えている暇はないので感じて動いて、あとはインパクトを見てスタートを切る感じです。今話したことは実戦でゆっくりやっていることはできないので、練習で繰り返し行って、実戦になれば、自然とできるまで落とし込みます」

 打者の動きを見て、落下地点を予測できるからこそ、他の野手に対しても落下地点の指示ができる。春季都大会でも、レフト、ライトのカバーに回った大内は落下地点の指示、フォローをしてきた。その積み重ねで野手たちの信頼を得てきた。

 今春の都大会でも勝負強さを発揮してきた。シード権がかかった3回戦の早大学院戦では延長10回に決勝の適時打を放つ。

 「前の小松が四球。自分で勝負することが分かったので、ここで打たなければ勝てないと思った」と気合を入れて決勝打を放った。その後も準々決勝まで粘り強く戦った。大内は「ずっと粘り強く戦って粘り強さが出てきたと思います」とチームの成長を振り返った。

 最後の夏へ向けて自分が求めるのは勝負強い打者になること。「やはり守らないと勝てないというのは自分たちで理解しているので守備には力を入れて、打撃では少ないチャンスの中でいかに点を取れるかというところがカギだと思うので、勝負強くなります」

 自分は何が求められているか分かっている。攻守の要として今年の帝京を束ねる大内 智貴。接戦になればなるほど、その存在感は際立つだろう。

文=河嶋 宗一

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

大内 智貴(帝京)
  • 帝京
  • ポジション:外野手
  • タイプ:左投げ左打ち
  • 身長・体重:
【関連記事】
第935回 【東東京大会展望】二松学舎大附の夏三連覇を阻むチームは現るか?東東京大会を徹底解剖!【大会展望・総括コラム】
第201回 【BIG5特集】井上広輝(日大三)は男気溢れる豪腕だ!背負える大エースへ!【ドラフト特集コラム】
第977回 この夏は巧みな守備だけではなく、流れを変える一発長打を見せたい!小松涼馬(帝京)【後編】 【2019年インタビュー】
第627回 「守備の帝京」に手応えを掴んだ春。総合力を高め、8年ぶりの甲子園へ!【後編】 【野球部訪問】
第975回 名将・前田監督からの評価も高い逸材二塁手・小松涼馬 どの舞台でも結果を残す勝負強さが最大のウリ【前編】 【2019年インタビュー】
第65回 「捕手に転向してアイツの良さがすべて出た」 原口文仁(阪神)の捕手転向秘話【恩師が語るヒーローの高校時代】
第627回 今年は「守備の帝京」で勝負。例年にはないチームカラーを見逃すな!【前編】【野球部訪問】
国士舘vs帝京【東京都 2019年春の大会 春季東京都高等学校野球大会】
帝京vs桜美林【東京都 2019年春の大会 春季東京都高等学校野球大会】
帝京vs早大学院【東京都 2019年春の大会 春季東京都高等学校野球大会】
第856回 打撃急成長の小松涼馬(帝京)は誰よりも肝が据わっている! 【2018年インタビュー】
第784回 長く野球に携われる選手に!研究熱心で高い向上心を持つ清水昇(国学院大)【後編】 【2018年インタビュー】
第780回 戦国東都で最優秀防御率獲得!帝京高で学んだ高校時代 清水昇(国学院大)【前編】 【2018年インタビュー】
大内 智貴(帝京) 【選手名鑑】
小松 涼馬(帝京) 【選手名鑑】
帝京 【高校別データ】
帝京可児 【高校別データ】
帝京第五 【高校別データ】
帝京三 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー