第953回 「守備の帝京」の象徴・大内智貴(帝京)。接戦になればなるほど際立つ野球センスの高さ!2019年06月11日

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【大内智貴のプレーをギャラリーでチェック】

【目次】
[1]怪我に苦しみながらも、持ち前の観察力の高さで信頼を掴む
[2]高い守備力の秘密

高い守備力の秘密



大内智貴(帝京)

 なぜチームメイトに指示が出せるほど視野が広いのか。1つ目が大宮シニアで連携、ルールなど頭を使った野球をしっかりと畳み込まれているから。2つ目が現在の守備技術の殆どを大宮シニアで作り上げたからだ。特に一歩目の速さ、守備範囲の広さには自信を持っている。どんな意識でプレーをしているのだろうか。

 「ピッチャー対バッターの力の差をまず感じて、ピッチャーが投げたコースを瞬時に見て、一歩目をどう切るかというのを、考えている暇はないので感じて動いて、あとはインパクトを見てスタートを切る感じです。今話したことは実戦でゆっくりやっていることはできないので、練習で繰り返し行って、実戦になれば、自然とできるまで落とし込みます」

 打者の動きを見て、落下地点を予測できるからこそ、他の野手に対しても落下地点の指示ができる。春季都大会でも、レフト、ライトのカバーに回った大内は落下地点の指示、フォローをしてきた。その積み重ねで野手たちの信頼を得てきた。

 今春の都大会でも勝負強さを発揮してきた。シード権がかかった3回戦の早大学院戦では延長10回に決勝の適時打を放つ。

 「前の小松が四球。自分で勝負することが分かったので、ここで打たなければ勝てないと思った」と気合を入れて決勝打を放った。その後も準々決勝まで粘り強く戦った。大内は「ずっと粘り強く戦って粘り強さが出てきたと思います」とチームの成長を振り返った。

 最後の夏へ向けて自分が求めるのは勝負強い打者になること。「やはり守らないと勝てないというのは自分たちで理解しているので守備には力を入れて、打撃では少ないチャンスの中でいかに点を取れるかというところがカギだと思うので、勝負強くなります」

 自分は何が求められているか分かっている。攻守の要として今年の帝京を束ねる大内 智貴。接戦になればなるほど、その存在感は際立つだろう。

文=河嶋 宗一

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プロフィール

大内 智貴(帝京)
  • 帝京
  • ポジション:外野手
  • タイプ:左投げ左打ち
  • 身長・体重:
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