目次
[1]大事なことは自分の投球ができるかどうか
[2]より伸びのあるストレートを目指し、更なる高みを目指す

より伸びのあるストレートを目指し、更なる高みを目指す



雪山幹太(早稲田大)

 先輩の清宮幸太郎選手(現北海道日本ハムファイターズ)とともに2017年の選抜に出場。最高学年になってからはチームのエースとして同級生の野村 大樹(現福岡ソフトバンクホークス)とともにプレー。最後の夏もシード校として西東京を勝ち抜く予定だった。

 しかし4回戦の八王子戦で3番手で登板するも6対7で敗戦。雪山の早すぎる夏が終わった。「八王子戦は真っすぐを打ち込まれました。なので真っすぐが引退してからの課題でした」

 ストレートを磨くため、2キロほどの重りを使って日々握力強化に努めた。試合中、雪山のストレートの球速は130キロ後半のスピードだったが、ボールにはそれ以上の力や迫力を感じる。スピードガンの数字では計り知れない部分に雪山の成長を感じ取れた。

 同級生の野村の活躍を動画などで見て刺激を受けている雪山。今後について最後に聞くと、「まだまだどのスキルもダメで具体的な目標はないですが、全体的にレベルアップできればと思います。」とコメントを残した。

 11日の投球を見ると、ボールもストライクゾーン近辺に集まり、まとまりがあり安定感がある。マウンドでの落ち着きにはどこか雰囲気を感じさせる。東京六大学でデビューするのはそう遠くないのではないか、と期待をしてしまった。

 雪山が東京六大学野球の顔として神宮のマウンドで躍動する姿を、心待ちにしたい。

文=編集部