第953回 確立されたロジカルを持つ理論派スラッガー・冨田洋佑の打撃の極意2019年05月03日

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【目次】
[1]打率を残すために組み立てたバッティング体系
[2]選抜でスタメンを外れた悔しさをバネに春・夏の活躍誓う

打率を残すために組み立てたバッティング体系



冨田洋佑(国士舘)

 東海大菅生の優勝で幕を閉じた春季東京都大会。選抜出場校・国士舘は準優勝の結果に終わったが、2年連続の春季関東大会での戦いに期待が集まる。

 その国士舘の3番打者として決勝戦に出場していたのが冨田 洋佑だ。

 「秋戦った時は勝ちましたが、自分たちの中ではチャレンジャーとしてもう1回勝ちにいこうと話をしていました。
 今日の試合は投手陣が粘ってくれましたが、打撃陣が中村 晃太朗に抑えられてしまった。やっぱりあのレベルの投手に対応できるようにしたいです。」と決勝戦を振り返る。

 その冨田は3回に東海大菅生の先発・新倉 寛之からホームランを放った。その打席について聞くと
 「1打席目は身体の開きが早くて凡打だったので、もう1回逆方向やセンター方向を意識しました。」と話す。凡退した理由を試合中に分析し、修正して見せた。冨田の技術の高さを垣間見たが、このホームランには確かな理論があった。

 「速球を待って緩いボールが来たら、左腕1本を軸にして回転すれば緩いボールなら飛んでいくと普段から監督から言われています。自分も普段から意識しているのですが、あの打席の時も監督に言われたので低めの良いボールでしたが練習通り打てました。」

 緩いボールで崩された際に下半身を軸にするのではなく、左腕を軸に回転するようにして身体を開きを抑えたのだ。その結果がホームランという形になったが、冨田はホームランより打率を残したいと考えている。

 その上で理想的なバッターとしてあげるのが東京ヤクルトスワローズの山田 哲人だ。
 「インコースをくるっと回わって捌くあたりや、身体が大きくなくても飛ばせる。しかも打率が残せるといったところで自分にとって理想の選手です。」

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プロフィール

今宮 悠斗(大分工)
冨田 洋佑
  • 国士舘
  • ポジション:外野手
  • タイプ:右投げ右打ち
  • 身長:174センチ 体重:65キロ
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