第940回 ライバルと先輩から刺激を受け続けた野球人生 小山 翔暉(東海大菅生)【前編】2019年04月18日

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【目次】
[1]ライバルに刺激を受け続けてきた中学時代
[2]高度な東海大菅生野球に触れながら捕手として成長を果たす

高度な東海大菅生野球に触れながら捕手として成長を果たす



秋季大会での小山翔暉(東海大菅生)

 東海大菅生に進むきっかけについては若林監督の存在が多かった。
 「若林先生はプロ野球でも活躍された方ですし、僕自身、この時からプロ野球に対する思いが強くなっていました。若林先生のもとで学ぶことで、プロ野球選手という夢が近づくのではないかなと思いました」

 東海大菅生に進み、新たな野球観に触れることができた。野球に対して密度の濃さを感じることができた。
 「中学はただ打って投げていたところがありました。高校に入って頭を使ったり、野球、相手のスキをつくこともありますし、すごい戸惑いを感じました」

 そういう中でも、才能の高さを発揮し、高校1年生からベンチ入りを果たした小山。ベンチから甲子園ベスト4を果たした先輩を目の当たりにした小山は大きな刺激を感じていた。
 「甲子園ベスト4に進んだ先輩たちは野球だけではなく、寮生活でもしっかりしていましたし、プロテインや食生活の部分でも意識が高く、見習っていきたいと思いました」



2019年春季東京都大会での小山翔暉(東海大菅生)

 ここまで先輩、ライバルに刺激を感じながら、過ごしてきた小山。今度はその経験を生かす段階に入る。ただ新チームスタート時、小山自身、苦労が多い年だったと振り返る。
 「ずっとリード面で叱られていて、正直嫌だと思ったことが多いのですが、教えられたことをノートに書き、捕手出身のプロ野球選手の本を読んで、リードを勉強するようになってからは結構分かるようになりました」

 こうした努力の甲斐もあり、2年夏では正捕手に抜擢。13打数10安打、3本塁打、8打点の大活躍をみせるも、小山自身、準決勝の日大三戦の負けが成長のために大きかったと振り返る。
 「最初、自分がホームランを打ったんですけど、1回裏に6点取られて、結局負けてしまった試合です。あの試合は自分のリードが悪く、自分のせいで負けてしまった試合だと思っています。あの試合からもう一度、リード面について深く考え直そうと思いました」

 2年秋は小山にとって大きな成長を見せる期間となる。

文=河嶋 宗一

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プロフィール

小山 翔暉(東海大菅生)
小山 翔暉(こやま・しょうき)
  • 東海大菅生
  • ポジション:捕手
  • タイプ:右投げ左打ち
  • 身長・体重:175センチ・76キロ
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