第947回 今春の選抜の顔・来田涼斗(明石商)!今、明かされる小・中学時代の伝説!【前編】2019年04月16日

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【目次】
[1]進化を後押しした7キロの増量
[2]「盗塁死ゼロ」で駆け抜けた小、中学時代

 今春のセンバツ大会で4強入りを果たした明石商で、不動の核弾頭を務めた来田 涼斗(2年)。4試合で残した数字は14打数5安打8打点、打率.357。準々決勝の智辯和歌山戦(試合レポート)では先頭打者本塁打&サヨナラ本塁打を記録。春夏を通じ、史上初の快挙を達成し、注目度をさらに高めた。ここではセンバツ大会直前に敢行した来田選手のインタビューを紹介したい。

進化を後押しした7キロの増量



来田涼斗

 「おまえ下宿生なんやから、おれに先に取材受けさしてよ」
 「わかったよ。ほんならおれ後でええわ」

 兵庫県明石市に位置する明石商業の練習グラウンド。すべての練習メニューが終了し、明石商の投打の主軸を務める新二年生コンビ、中森 俊介投手と来田 涼斗選手の両名に各々インタビューをおこなえる運びになっていた。順番の決定権を二人に委ねたところ、「中森は学校の近くに下宿している。家に着くまでに時間がかかる通学生の自分が先に取材を受けるべき」という来田の主張が通る形となり、してやったりの笑顔を浮かべながら16歳の逸材核弾頭はやってきた。

 「よろしくお願いします。来田です。家までの通学時間ですか? ここから50分くらいです!」
 昨年の秋に比べ、筋肉量が増したことが一目でわかる来田の厚みのある体に思わず見惚れてしまった。聞けばオフシーズンの間に7キロの増量に成功したのだという。

 「朝、昼、夜に二合ずつ、1日計6合の米を毎日食べてました。夜寝る前にもダメ押しでインスタントの焼きそばなどを食べたりして。秋に75キロだった体重は82キロになりました」

 ウェイトアップの効果は春の到来とともに「強く実感できました」と来田。
 「打球のスピード、飛距離が明らかに変わりましたし、肩がさらに強くなった感覚があります。遠投力は去年までの100メートルから変わっていないかもしれませんが、以前よりも球が伸びるようになり、低い弾道で投げても、目標位置に届くようになりました」

 高校入学時に177センチだった身長は現在179センチ。ボディは縦にも依然、成長中だ。
 「まだ身長は止まっていないはずです。高校を卒業するときには181、2センチくらいになっていてほしいですね」

 憧れのプロ野球選手はソフトバンクの柳田悠岐。来田は「柳田選手が広島経済大学でプレーしていた頃からすごいなと思っていました」と笑顔で語った。
 「小学生の時、たまたま動画サイトを見ていたら、すごく豪快で魅力的なスイングをする選手がいて。それが大学生の柳田選手でした。その後、プロに入って活躍するようになってから『あの時のすごいスイングをする選手じゃないか! やっぱり出てきたのか!』と。そこからずっと好きですね。あの強いスイングにあこがれます。ああいう凄いスイングができるバッターにぼくはなりたいです」

【次のページ】 「盗塁死ゼロ」で駆け抜けた小、中学時代

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プロフィール

来田涼斗(明石商)
来田 涼斗
  • 明石商
  • ポジション:中堅手
  • タイプ:右投げ左打ち
  • 身長・体重:180センチ・82キロ
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