目次

[1]変化球の精度を磨き強豪私学から白星を挙げる
[2]センバツは過程、目指すは夏の甲子園での勝利!

センバツは過程!目指すは夏の甲子園での勝利!



試合で雄たけびを上げる岩本大地(石岡一)

 一方で「コントロールやスタミナ面での課題も見つかったので、そのことはよかったと思う」と言うように実戦を通じて成長している。

 課題克服への練習としてこだわっていることは何だろうかと尋ねてみた。
 「ストレートのスピードと質を上げていくこと。コントロールの向上」と迷わず答えが返ってきた。

 そして、そのためには「キャッチボールから意識してやっています」と、あくまでも基本から入っていくという姿勢である。

 また、下半身強化のトレーニングとしては、さまざまなバージョンの走り込みに努めた。

 具体的には短距離ダッシュの繰り返し、200m走10セット、300m走8セット、5km走というように、1週間の中で曜日ごとにメニューを変えるという形で変化を持たせながら取り組んできた。

 さらには、自主的に行っている上位とトレーニングではスクワットやベンチプレスなどをトレーナーなどと相談しながら取り組んできた。



岩本大地(石岡一)

 本番まで1カ月を切ってきたことで、春の甲子園が具体化してきたという実感もある。

 「センバツでは、チームが勝つことを一番の目標としたいです」と、チームファーストを掲げつつ、
 「個人的には、甲子園で150キロを出したいです」「将来的には155キロが目標です」
 目標設定は目前に迫ってきたセンバツに置きながらも、さらなる上を目指して目を輝かしている。そして、自身の高校野球選手としての目標としてはぶれていない。

 「春は21世紀枠代表で甲子園を勝ち取ったというよりは、行かせてもらったという感じが強いと思っています。それだけに、夏の大会では、しっかりと勝ち上がって、川井先生を甲子園に連れていきたいと思っています」

 センバツの先にも、目標をしっかりと見据えている。

文=手束 仁