第925回 「近藤の力が絶対必要です」最上級生を魅了した人間力 近藤大樹(西日本短大附)vol.22019年03月16日

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【目次】
[1]人間としての成長を求めて西短へ進学
[2]高校入学とともに、先輩にも認められて掴んだベンチ入り

 今年の西日本短大附について西村慎太郎監督に聞くと「非常に楽しみなチーム」という答えが帰ってきた。その楽しみなチームの中心にいるのが、近藤 大樹だ。

 西日本短大附を17年率いて、2度の甲子園出場に導いている西村監督をして「稀に見るキャプテン」と言われる近藤について紐解いていく。vol.2の今回は、U-15日本代表での経験や西日本短大附への進学理由、そして入学直後の夏の大会で、1年生ながらベンチ入りを果たした裏側に迫った。

◆名将も認める「稀に見るキャプテン」 近藤大樹(西日本短大附)vol.1

人間としての成長を求めて西短へ進学



近藤大樹(西日本短大附)

 近藤は、中学時代は嘉麻ボーイズ(かまボーイズ)でプレーをしU-15日本代表にも選ばれている。当時のU-15のチームメイトは、及川 雅貴(匝瑳リトルシニア→横浜)、宮城 大弥(宜野湾ポニーズ→興南)など錚々(そうそう)たるメンバーである。その中で1番遊撃手として攻守に存在感を示していた。

 近藤は、U-15日本代表での経験を振り返り、高校野球へ活かされていることや日本代表だった仲間への思いを口にする。
 「まだ自分は甲子園には行けていませんが、仲間の活躍はすごく刺激になっています。絶対甲子園にいって戦いたいなと思います。
 また、U-15での緊張感を味わったことで、高校野球でも落ち着いてプレーできると感じています」

 西村監督は、そんな嘉麻ボーイズ時代の近藤を見た時をこのように回想している。

 「周りの選手に声をかけている姿や、いつも気持ちを抜かない姿勢、野球に取り組む姿勢を見て惚れました」

 日本代表ともなると、当然ながら数多の高校から勧誘を受けるが、近藤も例外ではないかった。そんな中で近藤は、多くの高校の中から西日本短大附への進学を選んだが、ここにも近藤の人間力が表れた理由があった。

 「監督と話して、西短(にしたん:西日本短大附)は野球だけじゃないことを聞きました。野球する前に、私生活や一人の人としてしっかりしないといけないと言われて、自分もそういう人になりたいと思い決めました」

 近藤は、中学時代から試合だけでなく練習態度まで一貫した取り組む姿勢を見せていたのが分かる。近藤の高い人間力は、この時に土台が出来ていたのである。

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プロフィール

近藤大樹
近藤 大樹(こんどう・だいき)
  • 嘉麻ボーイズ-西日本短附
  • ポジション:内野手
  • タイプ:右投げ右打ち
  • 身長・体重:170センチ・70キロ
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