第923回 高い制球力の秘密は「手首の使い方」!実戦派左腕・若杉 晟汰(明豊)の進化の軌跡2019年03月21日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
【若杉晟汰選手のギャラリーもチェック!】

【目次】
[1]手首を立てるリリースでコントロールが改善!
[2]硬式球にアジャストしてから秋はエースとして快投!

 好投手が多く揃う明豊の中で完成度の高さではナンバーワンと評価されるのが新2年左腕・若杉 晟汰だ。最速138キロのストレートだが、回転数が高く、なんといっても持ち味はコントロール。47.1回を投げ、18四死球、51奪三振と投球成績が優れており、欠点が少ない好投手だ。そんな若杉の制球力の秘密に秘密に迫ると、繊細な感覚を大事にしている投手だった。

手首を立てるリリースでコントロールが改善!



若杉 晟汰(明豊)

 若杉は最初からコントロールが良かったわけではない。むしろ明豊中に通ってい3年生の春までコントロールに苦しんでいた投手だった。小学校1年生から野球をはじめ、小学校4年生から投手人生をスタートさせた若杉。なかなかコントロールが良くならず、悩み続けた若杉だが、中学3年生の時、転機が訪れる。

 レベルアップを目指し、プロ野球投手の動画を見てあることに気づいた

 「プロ野球の投手はリリースする時、手首が立っているんですよね。僕の場合、手首が寝たリリースになっていたので、押し出す感じになっていました。そのため押し出すのではなく、ボールをつぶすイメージで投げるようになったら手首が立つリリースになり、コントロールも、スピードも出てきました」

 このリリースに気づいてから、1試合3,4つほどだった四球が1、2つに減った。またスピードアップのきっかけは3年春の全国大会だった。



手首の位置を披露する

 「スピードガン表示が出る球場で投げたんですけど、123キロだったんです。悔しくて悔しくて。それは自宅周辺の場所で下半身強化しました。走るときは『135!』と叫んで走っていました」

 明豊に進むきっかけとして、兄で明豊でプレーしていた若杉雅己の影響があった。

 「県外の強豪校に行くか悩んでいた時期はありましたが、大分から甲子園に行きたい思いと、兄とバッテリーを組んで公式戦で投げたい夢があり、明豊に進むことを決めました」

 こうして明豊に進むことが決まった若杉。1年夏ではベンチ入りが兄とバッテリーを組むことができずに終わる。ベンチ入りができなかった理由として、硬式球にアジャストできなかったことが挙げられる。

【次のページ】 硬式球にアジャストしてから秋はエースとして快投!

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

若杉晟汰
若杉 晟汰(わかすぎ・せいた)
  • 明豊
  • ポジション:投手
  • タイプ:左投げ左打ち
  • 身長・体重:171センチ・64キロ
【関連記事】
第233回 今年の高校生捕手は東妻、山瀬、水上など逸材揃い!【厳選12捕手リスト】【ドラフト特集コラム】
第1029回 甲子園練習に参加した女子マネージャー首藤桃奈さん 当時の心境と将来の夢 【2019年インタビュー】
第81回 プロ入りを目指す江川侑斗!5名が考える将来への道!大分(大分)【後編】【僕らの熱い夏2019】
第80回 ライバルがいたからこそ成長できた!中高一貫の強みを活かす大分(大分)【中編】【僕らの熱い夏2019】
第79回 選抜出場校大分、夏の敗戦に何を感じたのか?【前編】【僕らの熱い夏2019】
第997回 頭脳+148キロを加えた高次元のピッチングで甲子園に導く! 鈴木寛人(霞ヶ浦)【後編】 【2019年インタビュー】
第995回 プロ入りした先輩も実践。霞ヶ浦メソッドで素質を開花させた大型右腕 鈴木寛人(霞ヶ浦)【前編】 【2019年インタビュー】
第200回 この春、急浮上!夏にブレイクに期待がかかる2年生の逸材たち【ドラフト特集コラム】
第930回 狙うは日本一の二塁手!先頭打者として勢いをつける打撃を見せたい足立駿(大分)! 【2019年インタビュー】
第916回 大分のライバルが恐れる日高翔太(大分工) 自慢のストレートの凄さが数値でも明らかに!【後編】 【2019年インタビュー】
大畑 蓮(明豊) 【選手名鑑】
寺迫 涼生(明豊) 【選手名鑑】
若杉 晟汰(明豊) 【選手名鑑】
大分 【高校別データ】
大分工 【高校別データ】
大分商 【高校別データ】
大分一 【高校別データ】
大分二 【高校別データ】
情報科学 【高校別データ】
高田 【高校別データ】
中津商 【高校別データ】
三重 【高校別データ】
明豊 【高校別データ】
森 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー