目次

[1]まずはスパイクを履いて、立って歩いてみることが大事
[2]「コウノエベルトスパイク」は新しい感覚で「面白い」と思ってもらえる

 昨年は3年連続の二けた勝利となる13勝をあげ、福岡ソフトバンクホークスの2年連続日本一に大きく貢献。今季もエース格としての活躍が期待される千賀 滉大投手。2017年、侍ジャパンの一員としてWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の大舞台で奮闘した姿は、今でも私たちの記憶に強く残っている。

 今回のインタビューでは力強いストレートやお化けフォークを投げ切る原動力となっている「足下」に特化し、前後編に渡って千賀投手に高校球児へのアドバイス含めて語ってもらった。後編では今季から本格導入する「コウノエベルトスパイク」の特長と、高校球児へのメッセージを千賀投手自身から語ってもらった。

「地面を感じる」が好投の秘訣 千賀滉大(福岡ソフトバンクホークス)【前編】

まずはスパイクを履いて、立って歩いてみることが大事


―― 前編で少し話して頂いた通り、今季から千賀投手はスパイクにベルトが付いて締め付けを調整できる「コウノエベルトスパイク」を本格導入します。そもそもこの「コウノエベルトスパイク」に出会ったきっかけはいつですか?

千賀 滉大投手(以下、千賀) 確か5年前(2014年)だったと思います。デサントの担当者に持ってきて頂いて、最初に履かせてもらいました。それから荻野貴司(千葉ロッテマリーンズ)さん、角中勝也(千葉ロッテマリーンズ)さんなどに広がっていきました。

―― 2014年当初に履いてみたときの感覚はどうだったのですか?

千賀 説明するのは難しい部分もあるんですが……。フィット感やというところと、今は持っても軽くなっていますが、持って重たくても実際に履いてみるといい感じに投げられたところがよかったです。

―― フィールディングにおける感覚の良さもありましたか?

千賀 フィールディングについて、そこまで意識はしたことはないですね。ベルトを付けていたり、「コウノエベルトスパイク」を履いていたりすればそもそも動きが楽なので。

―― ということは、スパイクがフィットしているかどうかを知るにはまず履いて、立ってみる。

千賀 そうですね。立って、歩いてみて、自分がどのようにスパイクを感じられるかが大事だと思います。僕はこの「コウノエベルトスパイク」を履いた時「楽だな」と思えたから履いています。