第882回 闘争心をストロングポイントにライバルに立ち向かう! 藤代エース・中山航!【前編】2019年02月13日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]自宅から近い藤代で甲子園を目指し入部
[2]練習試合で強豪・横浜を抑え自信に変える

 昨秋の茨城大会・準決勝では、今春のセンバツで21世紀枠に選出された石岡一を破って決勝に進出するなど、公立ながら茨城県内を代表する強豪校の一つに数えられている藤代

 かつては美馬 学(楽天)や井坂 亮平(元楽天)といった好投手を輩出し甲子園でも勝利を挙げるなど実績を残しているが、そんな偉大な先達の後を引き継ぎ、現チームでWエースの一角として投手陣を引っ張っているのが中山 航投手(2年)だ

自宅から近い藤代で甲子園を目指し入部



腕を組む中山航(藤代)

 中山投手が馴馬少年野球クラブに入団して本格的に野球を始めたのは小学校2年生の時。その前からよくキャッチボールをしていたこともあって、ポジションは最初からピッチャーを務めていたという。

 「ピッチャーは相手打者と直接、顔を合わせて戦うポジション。それだけに自分がミスをしたらそのまま負けてしまうので、責任は大きいと感じています」

 中学時代は取手シニアに所属。エースの座は奪えなかったが、3年春には関東大会に出場し準優勝。そして、高校は藤代へ進学することに。

 「私立へ行くことも考えたのですが、中学1年の時に藤代が夏の甲子園に出場しましたし、自宅から近いということもあって決めました。入った当時のチームの印象はみんな真面目で黙々と練習している部員ばかりだなと思いました。その印象は今も変わっていなくて、一人ひとりが自分の足りないところを常に意識しているので、個人練習でも質の高いトレーニングができていると感じています」

 そして、同学年でピッチャーを希望した選手は5人。「やっぱりエースになりたかったので、『負けないぞ』と思いながら練習をしていました」。

 しかし、すぐに壁にぶつかってしまう。「1年生の時はストレートの球速を上げようとしていたのですが、ある練習試合で下位打線の選手に対して真っすぐで押していったらホームランを打たれてしまったんです。『調子が良くないな』と思いながら投げてはいたのですが、そこで『スピードだけに頼っていてはダメなんだ』と感じました」

【次のページ】 練習試合で強豪・横浜を抑え自信に変える

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

中山航
中山航(なかやま・わたる)
  • ポジション:投手
  • 身長体重:172センチ67キロ
  • タイプ:右投右打
  • 藤代
【関連記事】
第27回 平成の甲子園を沸かせたスター選手!吉村卓也的ベスト5!【投手編】【俳優・吉村卓也連載コラム!スターを見つけ出せ!】
第904回 2011年以来の関東制覇を狙う習志野が登場!春日部共栄・藤代は秋から成長した姿を見せるか?(最新版)【大会展望・総括コラム】
第892回 今年の神奈川は東海大相模が「横綱相撲」で頭一つ抜ける!上位進出チームの課題は?【大会展望・総括コラム】
第79回 令和がスタート。令和元年の怪物候補8名をピックアップ!【高校野球コラム】
第78回 平成最後の日。平成の怪物と呼ばれた投手を振り返る【高校野球コラム】
第917回 村田賢一(春日部共栄) 大活躍の源は『鋭い観察力』と『強敵と戦うワクワク感』【後編】 【2019年インタビュー】
第882回 目指すは「取手の山岡泰輔」 リベンジ実現し、5年ぶりの甲子園へ 中山航(藤代)【後編】 【2019年インタビュー】
第894回 名伯楽の指導によって覚醒した野村健太(山梨学院)目指すは高校通算50本塁打!【後編】 【2019年インタビュー】
第890回 ノルマは1日500スイング!打撃向上の礎となったのは毎日の継続力 瀬尾秀太(山口東リトルシニア) 【2019年インタビュー】
第805回 近畿大会ナンバーワン左腕へ!辛苦を乗り越えた清水大成(履正社) 【2018年インタビュー】
稲荷田 朝陽(藤代) 【選手名鑑】
中山 航(藤代) 【選手名鑑】
相模向陽館・横浜旭陵 【高校別データ】
藤代 【高校別データ】
横浜商 【高校別データ】
横浜清陵 【高校別データ】
横浜 【高校別データ】
横浜商大高 【高校別データ】
横浜一商 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー