第896回 大阪桐蔭から徳島へ!期待の大型ルーキー・川端晃希が痛感した超名門の厳しさ vol.12019年02月05日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]ソフトボールから始まった川端晃希の野球人生
[2]大阪桐蔭のレベルの高い練習


 2019年、四国アイランドリーグplusに大型捕手が入ってきた。その選手の名は川端晃希。
 大阪桐蔭時代は2年生の時にベンチではあったが2010年の選抜甲子園に出場。同級生には西田 直斗(元阪神)、山足 達也(オリックス)。先輩には千葉ロッテマリーンズの江村 直也、1つ下には阪神タイガースの藤浪 晋太郎がいた。

 その後同志社大学では日本代表の候補選手に選ばれ、社会人ではJFE東日本でプレーをした川端。今年から四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに拠点を移し、ラストチャンスをかける川端の野球人生を振り返る。

ソフトボールから始まった川端晃希の野球人生



インタビューに答える川端晃希選手

 「オーラがある」
 それが川端に感じた第一印象だ。大阪桐蔭、同志社大、JFE東日本とアマチュア野球の名門を第一線でプレーしてきた自信がトレーニングウェア越しからでもわかる。だがいざ話をすると物腰が柔らかい。
 そのギャップに少し驚きながら野球を始めた経緯から話を聞いてみた。

 「兄がソフトボールをやっていて、その試合を見に行った時にキャッチボールをしたことがきっかけです。」
 意外にも小学校を卒業するまではソフトボールをしていた川端選手。野球は中学校から大阪和泉シールズに入団してから本格的に始めた。

 ソフトボールから硬式野球に転向した当初はボールの大きさからマウンドの距離。何もかも違うことに苦戦を強いられた。特に困ったのが変化球だった。
 「カーブを見た時に全然ボールが来なかったので、尻餅をつくほど強振をしたのを覚えています。」

 笑みをこぼしながら当時を振り返ってくれた川端選手だが、このズレを解消するためにも平日はバッティング、土日は守備を中心に週4日の練習に取り組んだ。その練習の成果もあり、3年生の頃には3番打者としてチームを牽引。中学通算は10HRを記録し、一試合に2本ヒット放つのは当たり前だったと語ってくれた。

 自慢のバッティングで同じ地域のチームから注目を浴びた川端選手。そのおかげもあって、他のチームの保護者から「大阪桐蔭をみてこい。」と一言を受けて体験会に参加したことがきっかけで大阪桐蔭へ入学した。

【次のページ】 大阪桐蔭のレベルの高い練習

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

野村健太
川端 晃希(かわばた・こうき)
  • ポジション:捕手
  • 身長体重:178センチ85キロ
  • タイプ:右投右打
  • 大阪桐蔭-同志社大-JFE東日本-徳島インディゴソックス
【関連記事】
第971回 殖栗 正登トレーナーが説いた 球速アップに必要な「土台」【高校野球コラム】
第1112回 上間永遠(徳島インディゴソックスー埼玉西武)のNPB入りのきっかけは巨人三軍戦 【2020年インタビュー】
第1108回 蘇ったスター・岸潤一郎(徳島-西武)が振り返る独立リーグ時代。「心の底からNPBに行きたい気持ちでやったのは初めて」  【2020年インタビュー】
第1002回 来田、細川、小深田のスラッガートリオなどタレント揃い!甲子園で要注目な西日本逸材野手29名リスト【大会展望・総括コラム】
第1000回 中森、小林、岩崎の近畿好投手トリオに加え、甲子園を沸かせそうな西日本好投手リスト23名!【大会展望・総括コラム】
第66回 史上初の二度目の春夏連覇を導いた西谷監督が語る大阪桐蔭に必要な2つのマインドから見える一流選手になる条件【名将たちの言葉】
第1102回 目指せ世代ナンバーワン左腕&辻内崇伸超え!大型左腕・松浦慶斗(大阪桐蔭)の育成計画【後編】 【2020年インタビュー】
第1101回 最速146キロの大型左腕・松浦慶斗はなぜ旭川を飛び出して大阪桐蔭を選んだのか?【前編】 【2020年インタビュー】
第1100回 伸び盛りの二刀流・仲三河優太(大阪桐蔭)が目指すは投打での大活躍! 【2020年インタビュー】
第72回 「気持ちの強さ、フォーム、腕の振り、全てで他の選手より優れていた」恩師が語る山本拓実(中日ドラゴンズ)【前編】【恩師が語るヒーローの高校時代】
大阪桐蔭 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー