第869回 「自己否定」と向き合い続けた江原佑哉(筑陽学園)の主将力2019年01月26日

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【目次】
[1]「人間性の向上」を求めて己と向き合い続ける
[2]捲土重来の土台となったのは気持ちの強さ

 昨年11月に行われた明治神宮野球大会で、ベスト4に進出した筑陽学園。初出場ながら高い総合力を見せつけ、2回戦では関東地区代表の強豪・桐蔭学園を10対1の7回コールドで撃破。選抜甲子園初出場での上位進出に大きな期待が高まっている。
 今回は、そんな筑陽学園を主将として引っ張る江原 佑哉選手に独占インタビューを行い、入学後の道のりから神宮大会までを振り返っていただいた。

「人間性の向上」を求めて己と向き合い続ける



練習中は主将として声を張り上げる江原佑哉(筑陽学園)

―― 神宮大会はお疲れ様でした。今日はよろしくお願いします!それではまず筑陽学園に入った理由から教えてください。

江原佑哉(以下、江原) 勉強もその野球も両方に力を入れていて、文武両道なところに惹かれて自分は筑陽学園に入りました。試験期間などは夜遅くまで起きて勉強しています。

―― いざ筑陽学園に入学して、まずどんなことを感じましたか。

江原 すぐに3年生のシートノックを見させてもらったんですけど、やっぱり動きとか声とか、そういったのが中学校と全然レベルが違っていて、そこにまず驚きました。
 まず先輩方のノックを見て圧倒されて、ちょっとここで下級生の時か活躍できるのかなて少し不安にはなったんですけど、練習を重ねるごとにどんどん自信がついていきました。

―― 今一番の自分の持ち味は何だと思いますか?

江原 自分はレフト、センター、ライト、どこでも広角に打てるバッティングが持ち味だと思います。

―― 反対に今の課題を教えてください

江原 変化球を打つのは上達してきましたが、真っすぐで差し込まれてしまうことが多くなってしました。やっぱり4番を打っているので、変化球が多くなるというのはありますが、勝負時にいい真っすぐが来た時に、どうやって差し込まれずに対応できるかっていうのが課題です。



ノック中も気合がみなぎる江原佑哉(筑陽学園)

―― 新チームになってからはキャプテンを任されました。キャプテンとして、どんな意識を持ってチームを引っ張ってきましたか?

江原 江口先生に特に言われることは、キャプテンと個人の選手は別なので、自分のプレーでチームの士気を下げることが絶対ないようにということです。自分のプレーの内容がもし悪くても、絶対チームの雰囲気は上げるようにすることを意識してやっています。

―― そんな中で、新チームが始まって最初の公式戦の福岡地区高等学校新人野球大会では福岡工大城東に2回戦で敗れました。敗退後はメンバーのみで合宿を行ったそうですね。

江原 遠征では、人間性が野球のプレーに入っているということを江口先生に言われました。例えば自分は、人間としてもすぐに物事を決めることや冷静に正しい判断をすることができず、それが野球のプレーでも出てしまいます。
 そういうのをもっと日頃の生活から意識しないと、野球でも正しい判断と決断ができないということを言われました。

―― 大学の練習にも参加したと聞きましたが、レベルもとても高かったと思います。参加しての感想も聞いていいですか?

江原 アップから声の張りとか、練習に対する姿勢や1球に対する姿勢、真剣味が自分たちとは大きく違っていました。とにかく活気あり、責任感のある練習をしていました。

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プロフィール

江原佑哉
江原 佑哉(えはら・ゆうや)
  • ポジション:内野手
  • 身長体重:177センチ76キロ
  • タイプ:右投右打
  • 糸島ボーイズ-筑陽学園
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江原 佑哉(筑陽学園) 【選手名鑑】
飯塚 【高校別データ】
札幌大谷 【高校別データ】
筑陽学園 【高校別データ】
智辯和歌山 【高校別データ】
福岡工大城東 【高校別データ】
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