目次

[1]自他ともに認めるずばぬけたスローイング
[2]捕手として成長を続ける金良

 上原 一帆國吉 吹のダブルエースをリードし、秋の沖縄を制した沖縄水産。その扇の要が金良 涼介である。中部商糸満を甲子園に導き、現在沖縄水産を指導する上原忠監督に、「僕が見た中でもトップクラスのスローイング」と言わせる金良とはどんな選手なのか?

自他ともに認めるずばぬけたスローイング



強肩捕手・金良 涼介(沖縄水産)

 「肩には自信があります。相手に盗塁されたくなくて、自分で刺してピッチャーを助けたいので」と話してくれた金良。

 捕手が投球を受けてから、二塁ベース上の野手のグラブに送球が収まるまでの時間は「ポップアップタイム」と呼ばれる。高校生だと、「ボップアップタイム」が1.9秒台前半でも十分に速いタイムだが。 金良は、練習で1.8秒台というタイムを出している。

 数字で見ると金良の、捕球してから、送球する一連のスローイング技術の高さが分かる。

 上原監督は金良の送球を、「本当にボールが直線ですーっと、そこが特に光っている」と評する。その表現で思い出されるのが、甲斐 拓也(福岡ソフトバンクホークス)である。

 もちろん、金良の目標とする選手は、甲斐である。

 「身長があまり高くないですが、肩が強くて。自分も身長が高くないので、甲斐選手のキャッチングとかスローイングとかを真似していきたいと思います」

 小柄ながら強肩という二人の明確な共通点が分かる。

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