目次

[1]持ち前の打力に磨きをかける
[2]水谷のすば抜けたポテンシャル

 「持っているものは沖縄で一番でないですか」
 比嘉 公也(ひが こうや)監督の言葉である。

 その言葉が指す選手こそ、キャプテンとして沖縄尚学を引っ張る水谷 留佳(みずたに るか)である。


持ち前の打力に磨きをかける



バットを持ち構える水谷留佳(沖縄尚学)

 高校通算20本塁打の水谷の魅力はなんと言っても打力だ。「自分の一番の魅力はバッティングだと思います。」と語るように、本人も自分の長所を十分に自覚している。

 ただ、水谷は自分の現在地に満足していない、「冬場でいかにバッティングを磨き夏に繋げられるか」という課題に向け練習に取り組んでいる。

 特に練習量については、絶対の自信を持っている。

 「秋の大会で負けてから打撃向上というのを一番の目的として行ってきています。10月、11月、12月はバットを振り込むことを中心にやってきたので、本当に振り込むという点においてはどこのチームよりも行ってきてると思います」

 「守備をやらなくてもバッティングだけは練習するという日もありました。本当に振り込んできました」

 会話の端々から水谷が、自分の課題を理解して練習に取り組んでいるのがよく分かる。

 また、水谷の凄さは、量だけでなく練習内容を理解して取り組んでいる点も挙げられる。

 「ハーフバッティングで、緩いボールだからと1、2の3で振るのでなく、しっかりとタメを作るというのは意識をしてやっています」

 このようなコメントからも、水谷が課題を把握してバッティング練習に取り組んでいることがよく分かる。この冬を乗り越えた先には、水谷個人の目標でもある高校通算50本塁打への土台が出来ているのは違いない。

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