第857回 シンプル イズ ベスト!基本とひたむきさが導いたメジャーのマウンド! ダン・オテロ(クリーブランド・インディアンス)2018年12月21日

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【目次】
[1]健康であることが大前提
[2]アメリカでは高校野球は地域密着のスポーツ


 3年連続50試合登板を果たすなど、クリーブランド・インディアンスのブルペンを支える、ダン・オテロ投手。2007年のドラフトでプロの門をたたき、2012年に初めてメジャーのマウンドに立った右腕は、日本の高校野球にどんなイメージを持っているのか。また、彼が抱く日本人選手の印象とは。

健康であることが大前提



ダン・オテロ

 「僕も高校生たちのパワーやスピードに時々驚かされるぐらいです。」
 パワーやスピードにすごく憧れている球児たちに、どんな気持ちで日々を過ごしたらいいのか、ダン・オテロ投手に聞いた時に返ってきた言葉である。

 満面の笑みを見せながら答えたあと、
 「まず、第一にケガをしない、健康であるということです。それがウエイトルームであろうがフィールド上であろうがどこであってもです。そしてとにかく頑張って、一生懸命努力をするということが、そういうことに繋がっていくと思います。」

 ダン・オテロ投手はニューバランスのスパイクを使用している。「履き心地が良い」とダン・オテロ投手が語るニューバランスのスパイクは、MLBで人気を誇り、日本の高校球児でも使用している選手がいる。

 ケガをしないためにも、足元のフィット感が大事なポイント。ダン・オテロ投手はただスパイクを選ぶのではなく、長くプレーをするため、スパイクにフィット感を求める。この姿勢からも、ケガをしないための意識の高さが見受けられる。

 そんなダン・オテロ投手は高校時代、どんな指導を受けてきたのか。本人曰く、あまり難しいことは言われず、基本的なことをコーチに言われ続けてきたそうだ。
 「とにかくコーチに言われたのは、自分はピッチャーなので、とにかく『ストライクを投げろ』『ストライクを投げろ』『ストライクを投げろ』。『全てはそこからだ』ということを教わりました。」

 ダン・オテロ投手の高校はあまり強くなかったこともあり、相手にするチームが全部自分たちより強いチームばかりだった。本人はそこが「意外と良かった」と語るが、先ほどの質問でも健康でいることが大事だと答えるように、高校時代に基本を徹底できたことが今の活躍に繋がったのだろう。

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プロフィール

ミッチ・ハニガー
ダン・オテロ(だん・おてろ)
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投右打
  • クリーブランドインディアンス
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