第849回 潜在能力を発揮させるため 自信と落ち着きある投手に! 野﨑師(都立小平西)2018年12月09日

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【目次】
[1]マウンドでの落ち着きが明暗を分ける
[2]眠っている潜在能力を爆発させるのはこれから

眠っている潜在能力を爆発させるのはこれから



高校2年生の秋・國學院久我山戦での野﨑 師

 「緊張もあって。ストレートが浮きました。そこで冷静に自分を見られれば違ったかもしれないです。けど体全部が固くなって、入れに行ったところを打たれました。」
 日大鶴ヶ丘戦ではできていた、緊張しつつも落ち着いて投げるピッチングができなかった。本人の中でも、強豪相手にいかに冷静に投げこむかが課題であることは自覚している。

 自信を持って投げること。そして動じないこと。これが野﨑の意識の中でどれだけ持てるのか。これが来春までの課題となった。
 それだけではなく、フィジカル面でもまだまだ不安な部分がある野﨑は、その辺りもしっかりとこの冬場にトレーニングを積んでいきたいと抱負を語った。

 そして最後には、「ストレートはマックス140キロ、変化球の切れを上げていければと思います。」と意気込みを残してくれた。

 野﨑に関して石田監督は、「入学した時から良い選手だと思っていましたし、2年生の春の時にノーヒットノーランを2回やっている。調子が良ければそれぐらいできるという証拠です。」



野﨑 師

 そしてコーチの道祖土富士夫氏は野﨑のことをこう語る。「筋力があるとか、何かが凄いではないですが体の使い方が凄く上手く、言われたことを自分ですぐに実行できる調整力ある選手ですね」

 さらに、「負けた試合は自信がないから、心のコントロールができず乱れて自滅しているが、練習試合で東京の上位校とやっても抑えることはできている」と、野﨑の今のメンタルの課題を挙げた。

 しかし、試合中に自分のフォームを修正できる力、そして秘めた実力は都内の強豪に通じている。実際に野﨑のボールを受ける関谷は、「球速以上の球威があるので、ストレートを意識しているとスライダーが打ちにくくなっていると思います。」と野﨑のボールの魅力を語った。

 憧れの投手として松井 裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス)を挙げる野﨑。松井のように、ストレートで押していき、スライダーで三振を奪うスタイルを目指す。来春どれだけの活躍を見せるのか、野﨑が自らの左腕で道を切り開いていく。

文=編集部

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プロフィール

クリス・テイラー
野﨑 師(のざき・つかさ)
  • タイプ:左投左打
  • 身長・体重:176センチ・61キロ
  • 都立小平西
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