第815回 日本一のキャッチャーに!小山翔暉(東海大菅生)が秋季大会で得たもの2018年11月04日

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【目次】
[1]気負ったことで生じた狂い
[2]日本一のキャッチャーを目指す!

 「強肩強打」という言葉が似合う東海大菅生小山 翔暉。旧チームからクリーンナップに名を連ね、その打力は東京屈指である。しかし国士舘との決勝戦は5打数1安打。5回に迎えた追加点のチャンスでは凡退。自慢のバッティングでチームに貢献できなかった。

 そして守備ではキャッチャーとしてエース・中村 晃太朗を引っ張るも立ち上がりに4失点。そのまま追いつくことができずに準優勝に終わった。

 来春に向けて課題が残った小山に試合後に話を聞いてみた。

気負ったことで生じた狂い



小山翔暉(東海大菅生)

 「自分たちの野球ができなかった」と国士舘戦を語る小山。それができなかったのはどうしてなのか。
 「監督から120%を出そうとするから空回りする。だから7割8割の力で良いと言われましたが、7割8割の力を出せなかった。それが悔しいです」と、試合中の監督の助言を思い出しながら振り返ってくれた。

 またチャンスでの凡退について聞くと、「自分で決めようとしたのが空回りして打ち損じました」と話すように、今日の小山のスイングは大きいが、どこか繊細さが見えなかったように思える。

 その理由はこの一言に集約される。
 「打順が3番ということで、今大会通じて自分で決めようとしてしまった。それでバットが出なかった」さらには持ち味でもあるミート力を発揮できなかった、と冷静に話しながらも悔しさを感じさせる小山。

 3番という打順で気負いすぎたことで、最大の武器・ミート力を奪ったとのかもしれない。メンタルが及ぼすプレーへの影響力はやはり恐ろしい。

 打撃で結果を残すことができなかった小山。だがそれ以上にリード面での悔しさが伝わってきた。

 「打者の反応などを見て、裏をかいたときに悔しい表情をする。それを見ながら打者に自分のスイングをさせないこと」にキャッチャーの面白さを感じていた小山にとっては、国士舘戦の4失点は悔いが残るのではないか。

 東海大菅生の先発は早稲田実業戦でも投げた中村 晃太朗。決勝戦当日、「朝から中村の状態を気にしていましたが、本人は大丈夫だと。でも異変に自分が気付くことができなかったことがこの結果に繋がった」と語った。

 小山が語った異変とは何か。それを聞いてみると、「変化球がいつもは低めなのに浮いていました。さらにはストレートが走っていなかった。おかしいとは思っていましたが、そこを上手くリードできなかった」と振り返った。

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プロフィール

西純矢
小山 翔暉(こやま・しょうき)
  • ポジション:捕手
  • タイプ:右投左打
  • 東海大菅生
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