第817回 3年連続の聖地へ!目指すは全国区のショートストップ!韮澤雄也(花咲徳栄)の決意2018年11月05日

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【目次】
[1]小学生で憧れた甲子園の舞台 高校1年夏でいきなり実現
[2]1年冬の強化練習を乗り越え攻守ともにレベルアップ
[3]憧れの岡崎大輔さんを超える!

 2015年から6人の高卒プロ選手を輩出している花咲徳栄。2019年秋にもその期待がかかる選手がいる。それがショートで主将の韮沢 雄也だ。新潟シニアから花咲徳栄に進んだ1年春からベンチ入りし、夏には全国優勝を経験。2年夏も甲子園に出場した。右・左投手を苦にしないバットコントロールが光る打撃と、三遊間の深い位置からでも刺せる強肩を生かした遊撃守備が売りのショートストップである。そんな韮澤にこれまでの歩みと意気込みを聞いた。

小学生で憧れた甲子園の舞台 高校1年夏でいきなり実現


韮澤雄也(花咲徳栄)

 韮澤が野球を始めたのは小学校1年生から。チームに入ったのもその時からだ。
 「お父さんに車に乗れといわれて、それで『寝とけ』と。起きたらグラウンドで。外で野球をやっていました。それが僕のスタートです」
 韮澤が野球にのめりこんだのは、2009年に日本文理が甲子園準優勝したことも影響している。テレビで活躍する日本文理の選手たちに目を奪われ、ショートを守っていた高橋 隼之介に憧れた。

 小学校の時は投手と遊撃手を兼任。1番ショートとして打撃に自信を持っていた韮澤は全国大会出場経験が豊富な新潟シニアに進む。魚沼市在住だった韮澤は、親の車で新潟市にあるグラウンドまで1時間かけて通った。練習日は火、木、土日の週4日間。早朝に遠征による移動がある場合は新潟市に住む友達の家に泊めてもらって通うことがあった。

 苦労したのは守備。リトルと比べダイヤモンドが大きくなり、必然的に投げる距離が遠くなる。そこで、どうすればダイレクトスローができるかを考えて取り組む毎日だった。また打撃面でもがむしゃらに取り組み、ジャイアンツカップ出場を経験する充実の3年間を送った。



韮澤雄也

 そして韮澤は新潟を出て花咲徳栄に進学することを決断する。「バッティングがすごいところに魅力を感じていて、当時3年生だった岡﨑 大輔さん(オリックス)に憧れました」と入部を決断した。

 初めての寮生活。韮澤は練習量よりも寮生活の方で苦労したとか。慣れない寮生活の中、食事などにも少しずつ慣れながら、1年春からベンチ入りを果たす。
 「1年生なのでとにかく元気を出して、ノックなどで声だけは出してました」

 また、二遊間には偉大な先輩がいた。二塁には主将で、駒大に進んだ千丸 剛、遊撃手には深谷組に進んだ岩瀬 誠良がおり、2人からいろいろなことを学んだ。特に同じショートの岩瀬から学ぶことは多かった。
 「岩瀬さんは非常に肩が強く、目標となりました。どう教えてもらったかというより、どうすれば岩瀬さんのようなスローイングができるか。それを考えて日々の守備練習に取り組みました」

 また打撃面では西川 愛也(2017年埼玉西武ドラフト2位)から学んだ。
 「インパクトまで持っていくヘッドの軌道、下半身の使い方を学んだりしていました。本当に先輩の方々には優しくしてもらいました」

 こうして、韮澤は1年夏に甲子園優勝を経験。ベンチから先輩たちの優勝の瞬間を見届けた。

「最高に嬉しかったです。甲子園を目標にやってきたので行きたかったですし、それが1年生の夏で体験できて、本当に嬉しかったです」

 そして1年秋にはショートのレギュラーとなった韮澤。しかし関東大会の初戦で敗退してしまう。

【次のページ】 1年冬の強化練習を乗り越え攻守ともにレベルアップ

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プロフィール

森下 暢仁
韮澤 雄也(にらさわ ゆうや)
  • ポジション:遊撃手
  • 身長:176cm
  • 体重:80kg
  • タイプ:右投左打
  • 花咲徳栄
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