第794回 投手一本で飛び込んだ高校野球  靏仁がエースになるまで【前編】2018年10月24日

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【目次】
[1]中学時代のチームメイトには、あの“スラッガー”も
[2]捕手コンバート案の浮上から“エース”になるまで

  同僚のスラッガー・水谷 瞬とともにプロ志望届を提出した靏 仁石見智翠館)。力強い直球だけでなく、機敏なフィールディング、ターンの鋭い牽制技術も兼ね揃えた総合力の高さが売りの右腕は、「プロ(NPB)から指名がなかった場合は、独立リーグに進む」と進路を定めている。「1年でも早くプロへ」。この熱い思いを胸に練習に励む右腕を突き動かすものとは。

中学時代のチームメイトには、あの“スラッガー”も


靏 仁(石見智翠館)

 福岡県北九州市出身の靏 仁。小学校時代に軟式野球チームの徳力パワーズで野球を始め、中学時代は中間ボーイズで硬式に転向。中学時代のチームメイトには、高校生ドラフト候補屈指の右の大砲と呼ばれている濱田 太貴明豊)がいた。当時捕手を務めていた濱田とはバッテリーを組んだ経験もある。

 「中学3年の時には、県外で勝負しようと気持ちは固まっていた」と話す靏。数ある選択肢のなかから島根への野球留学、石見智翠館を選んだ理由は何だったのか。

 「中間ボーイズ時代の監督さんが僕の性格をよく理解していてくださって。信頼できる監督さんから『末光(章朗)監督の下で野球をやるのが、一番合っていると思うぞ』とアドバイスをいただいたのが大きな決め手になりました。また、ボーイズOBの白橋勇三さん(江の川時代の2003、2005年夏の甲子園に出場)からも『お前は智翠館がいいと思う』と同じように薦めていただいたこともあり、決めました」

 本気で甲子園、プロ入りを目指すには寮生活で自分を追い込んだ方がいいという思いもあり、迷わずに石見智翠館へと進むことを決意した。

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プロフィール

靏 仁
靏 仁(つる・じん)
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投左打
  • 石見智翠館
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