目次

[1]プロ志望決断の理由は全国大会の実績から
[2]チームメイト、地域の方々の存在は励みになった
[3]今度は日本代表で勝てる投手へ

 10月10日、吉田 輝星投手(金足農)がプロ志望を決断し、同校で進路表明会見を行った。その決断に至るまでの経緯、甲子園の活躍によって取り巻く環境が激変しても吉田はどんな心境で1日を過ごしていったのか。今回は記者会見の内容を
・プロ志望の経緯
・周囲の環境への変化
・今後の抱負
の3点を軸にまとめた。これを機に吉田のプロ志望の経緯を知っていただければ幸いだ。

プロ志望決断の理由は全国大会の実績から

――まず最終的にプロ志望決断した時期はいつでしょうか?

吉田 国体が終わって秋田に帰ってきてから、4日に監督、校長先生、部長、両親と話し合って決めました。相談をしていくにつれてプロというものを本格的に意識しはじめました。

――その決断の決め手は何でしょうか?

吉田 やはり甲子園、国体で自分たちの力を発揮してチームでかてたことがそうい決断につながりました。

――吉田選手の進路に対して、ご両親と話し合ったそうですが、どのような答えが得られましたか?

吉田 自分の決断に対して強い意志を持っているのならば、それは尊重するけど、野球選手が終わってからの人生が長いのだから、そこをしっかりと考えてから、選びなさいといわれました。

――たくさんの人と話をしてプロ志望を決断したということですが、自身の中でいくつか選択肢がある中で、迷いというものはありましたでしょうか?

吉田 やはり甲子園で環境が一気に変わりましたし、自分の実力を客観的に見られなくて、最初はプロで通用するのかを考えた時、不安がありました。4日にプロに行きたいと決断した後もそういう不安があって、しっかりと考えて本日(10日)、プロ志望届けを提出しました。

――今回、その決断を決定づけた試合というのはありましたか?

吉田 これだという決定的な試合はなく、甲子園1試合1試合を戦って少しずつ変わってきたと思います。

――進学という情報もありましたが、それでも吉田選手の気持ちが揺れたのはなぜでしょうか?

吉田 やはり幼いころからプロ野球選手になりたいという思いがありました。夏の秋田大会に入る前は大学でやってみたいと思いましたが、甲子園の経験、U18で周りの選手を見てみて刺激を受けたので、新しい心が芽生えてきたと思います。

――プロ志望届を出したということは12球団どこでもOKでしょうか?

吉田 はい。プロの世界で入れるのであれば、チームは関係ないので、どこでも努力をしようと思います。どの球団でも入りたいと思います。