第776回 全てをやりきったラストサマー!目指すは日本を代表する4番打者!野村佑希(花咲徳栄高)2018年10月16日

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【目次】
[1]やれることはやりきった最後の夏
[2]プロ入りが実現すれば、日本を代表する4番打者になりたい

 前編ではオフシーズンに意識した逆方向へのバッティングが、春先に開花したことをお話してくれた野村 佑希花咲徳栄)。後編の今回はラストサマーとなったあの夏の甲子園での戦いを振り返ってもらった。そして最後には今後のビジョンを語ってもらった。

やれることはやりきった最後の夏


野村佑希

 ――夏の大会でバッティングはどうでしたか

野村佑希(以下、野村): ピッチャーとバッターを両方やるということに対しての慣れというか、対応が遅くて、少しズレていたところがあったので、少し良くない結果になってしまったという感じです。

 ――埼玉大会はそこがうまくいかなかったという感じだったんですか。打率(.286)も野村選手からするとそんなに高くないですが。

野村: そうですね。全然ダメでした。

 ――そんな中でピッチャーとして粘り強く投げて優勝できたというのはどうですか?

野村: ピッチャーもしっかりできなかったから、選手として自分がチームに貢献できてないことになってしまって。バッティングは調子を戻したかったんですが、戻らなくてもピッチャーだけはしっかりやろうということで、しっかり抑えて勝てたので、良かったかなと思います。

 ――甲子園出場が決まって、最後の甲子園に向けてどういう準備をしてきたのですか?

野村: とにかくバッティングをもう一度見直しました。打たなきゃ勝てないので、そこをしっかり見直しました。

 ――どこを見直していったのでしょうか?

野村: タイミングですね。しっかりと取れてなかったです。なので、ゆっくりと、ちゃんと自分のリズムで取れるようにしっかり練習しました。投手に投げてもらったり、ティーでも何でも、常に意識してやっていました。甲子園までには徐々に上がっていって、試合前はいい状態でした。

 ――初戦の鳴門戦を振り返っていかがでしたか?

野村: やはり鳴門さんは甲子園に出るだけあって、何かしら勝てる要素というのはあるので、最初に抑えきれなかったのは良くなかったです。その後しっかり切り替えてピッチングできたので。バッティングも、甲子園に出てくるピッチャーを打てたので、良かったと思います。

 ――鳴門戦では左の西野 和輝投手から、2打席目に粘って粘って、甲子園通算第3号ホームランを打ちました

野村: インコースです。あれはとにかく塁に出るという意識の中で打った球だったので、すごく嬉しかったです。

 ――最終打席でもセンター方向に二塁打を打ちましたが、あれはこれまで求めてきたようなバッティングだったのですか?

野村: そうですね。もっとしっかり打てればもう少し飛ばせたと思うんですが、打球の方向的には良かったかなと思います。


野村佑希

 ――次、横浜戦なんですが、横浜のバッターと対戦してみてどうでしたか

野村: 練習試合で抑えているので、分かっている部分もあったんですが、それは相手も同じだったので、そこで自分がしっかり抑えられなかったのが。ずっと自分の中で気をつけていた『大量失点』というのが出てしまい、負けに繋がったのかなと思います。

 ――及川雅貴投手から2本目のホームランを打ちましたが、あれはどんな球を打ったのですか?

野村: 打ったのはまっすぐで、ストライクゾーンに散らばる投手なので、とにかく自分の中で狙い球を決めていました。

 ――しっかりホームランにできたということに対してはどうですか?

野村: 身体はちょっと崩れたのですが、入ったということは自分にパワーがついたということだた思うので。いいピッチャーから打てたので自信になるホームランでした。

 ――全体的にバッティングの内容を振り返ってどうでしたか?

野村: まだまだ、もっと打てたかなと思ったんですが、打点は取れたので、悪くは無かったんじゃないかと思います。

 ――甲子園最後の打席になった内野安打は、野村選手としてはやはり悔いが残る感じはありますか

野村: いや、悔いは残さないように、全部出し切るようにと思ってやってきたので、そこに悔いは無いです。

【次のページ】 プロ入りが実現すれば、日本を代表する4番打者になりたい

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プロフィール

辰巳涼介
野村 佑希(のむら・ゆうき)
  • ポジション:投手、一塁手、三塁手
  • 身長:185センチ90キロ
  • タイプ:右投右打
  • 花咲徳栄
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