第766回 高次元なパフォーマンスは高い意識から 大学No.1外野手・辰己涼介(立命館大)に秘める自己分析力!2018年10月10日

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【目次】
[1] 高校・大学で磨き上げた人間性
[2] 主将としての心構え
[3]大学日本代表主将の技術論

大学日本代表主将の技術論


辰己涼介

 ――打撃の中で強い打球を打つために心掛けていることはありますか?

辰己重いバットを振ってますね。1.5㎏くらいの重いバットやバットを2本持ってスイングをしたり、連続ティーをしています。連続ティーは(打撃の)練習としてはあまり意味がないと思っていますが、スイングを早くしてキレを出すいいアップになると思います。強い打球を打つためにはスイングスピードが伴ってくると思うのでとにかく振ることですね。重いバットを振ってから2本持って振って、自分のバットで振るという順でやっています。重いバットで振っていると遅いスイングが身に付いてしまうので段々軽くしてスイングスピードを上げるようにしています。

 ――大学野球の投手に対応するためにやってきたことはありますか?

辰己色々試行錯誤してきましたけど、軸がブレると打てないと思いますし、バッティングはタイミングだと思うのでタイミングの取り方は考えてやってきたつもりでいます。今年に関しては何も考えずにただ来た球を打つということに変えました。

 ――肩を強くするために取り組んでいることはありますか?

辰己球の回転を縦回転にすることを意識しています。シュート回転だと外野送球は伸びないのでシュート回転しないようにキャッチボールから心掛けてやっています。

 ――高校1年生の途中まで投手をしていたようですが、その経験は活きていますか?

辰己ないと思います。むしろピッチャーをしていたら傷んでしまうのであまり好きではないです。肩と肘が弱くて、怪我はしていませんが、投げた次の日の筋肉痛が酷い時が多いので、ピッチャーは自分に向いていないと思いました。野手に専念して精神的にも肉体的にも楽になりました。どっちみち野手としてプロになりたかったのですが、目立つならピッチャーだと思っていました。

 ――本塁送球でいいボールを投げるために意識していることはありますか?

辰己試合と同じ力量で練習から投げることです。自主練習では、キャッチャーを立たせて目標に向かって投げることを中学や高校でしていた覚えがあります。この距離だったらこの高さだとか計算して投げるのは得意なので、そういう所が精度の高さや自身に繋がっていると思います。

 ――走塁で意識していることはありますか?

辰己盗塁の数はリーグ戦で少ないですし、決まっていないので結構練習していますね。トリプルスリーを目指すためには盗塁が必要になってきますが、5秒7(50m走)の足が全く生きていない状況なので活かせたらなと思います。

 ――後藤昇監督が常に全力疾走していることを評価していますが、そこはやはり意識していますか?

辰己主将が走っているなら他の選手も凡打した時に走らないといけないなと思ってくれたらいいなとしか思っていませんが、自分もそれでセーフになれたら嬉しいですし、一石二鳥なので去年くらいからしっかり走るように心がけています。

 ――ドラフト会議で指名されたら来年はプロ野球選手になりますが、どんな選手になりたいですか?

辰己やっぱりトリプルスリーを目指したいですし、2000本安打を打って名球会入りしたいと野球を始めた時から思っているので、1年目からレギュラーを勝ち取ってファンに愛される選手になりたいと思っています。


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文=馬場 遼


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プロフィール

辰巳涼介
辰己 涼介(たつみ・りょうすけ)
  • ポジション:外野手
  • 身長:178センチ68キロ
  • タイプ:右投左打
  • 社高-立命館大
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