第738回 ウラディミール・バレンティン(東京ヤクルト)「ホームランを打つにはバックスピンをかけることが大切」2018年07月27日

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【目次】
[1]16歳でアメリカへ。アメリカで本格的な指導を受ける
[2]MLBで「バックスピン」をかける重要性を学び、日本では「事前準備」を進化させた
[3]ボールの下を叩いてバックスピンをかける技術をとことん追求しよう

 現在、プロ野球で最も本塁打を打てるスラッガーといえば、ウラディミール・バレンティン(東京ヤクルト)だ。2011年から東京ヤクルトスワローズ入りし、2年連続で30本塁打以上を記録すると、2013年にはプロ野球新記録となる60本塁打を放ち、歴史に名を残した。ケガをして長期離脱した2015年以外、30本塁打以上を記録。そんなバレンティンのルーツや本塁打を打つ秘訣を聞いてみた。

16歳でアメリカへ。アメリカで本格的な指導を受ける


安定した成績を残しているウラディミール・バレンティン(東京ヤクルト)

 ―― バレンティン選手がキュラソー島での野球を始めたきっかけを教えてください。

ウラディミール・バレンティン(以下:バレンティン): お母さんに薦められて、球場にいって、多くの子どもたちがそこで楽しそうにプレーしているのをみて自分も楽しそうだと思って、野球をプレーすることを決めました。

 ―― 一時期サッカーをやってきた時期があったと聞いたのですが。

バレンティン: 元々自分はサッカーには興味があったのですが、TVでたまたまアンドリュー・ジョーンズ(アトラントブレーブス)をみて、すごいなと思いました。自分も彼みたいになれば家族も自分のことを見てくれるし良いだろうなと思ったのがきっかけです。

 ―― 野球を始めた当時はどんな選手でしたか??

バレンティン: サードから野球人生をはじめましたが、(初めは)HRはほとんど打っていません。HRの記憶は確かチャンピオンシップでホームランを打ちましたが、あとはほとんど打っていなかったですね。当時は今のようにホームランを打てる選手ではなかったんです。

 ―― バレンティン選手は16歳の時にシアトル・マリナーズに入団しました。入団のきっかけを教えてください。

バレンティン: 15歳の時に、母国でMLBの何球団か合同のトライアウトが開催され参加しました。そこで上手くいき、(スカウトの目に止まり)マリナーズのベネズエラにあるアカデミーに入る事ができ、そこでもう一度トライアウトをして、そこから上手くいき、契約に至りました。

 ―― こうしてアメリカ球界に飛び込んだバレンティン選手。当時、マイナーリーグではどんな指導を受けていたのでしょうか?

バレンティン: 自分はもともと、ポテンシャルは高かったと思います。ただキュラソー島では試合が少なく、年間で20試合ぐらいしか経験していませんでした。ですから、自分の技術を発展できていない状況でした。なのでマリナーズと契約した後は、どのようにしたらボールが飛ぶかなど基本的な指導を受けました。

全米シェア率No1金属バットいよいよ上陸!!

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プロフィール

勝又 温史
ウラディミール バレンティン(うらでぃみーる・ばれんてぃん)
  • ポジション外野手
  • 身長:185センチ100キロ
  • タイプ:右投右打
  • シアトル・マリナーズ ─ シンシナティ・レッズ ─ 3Aルイビル ─ 東京ヤクルトスワローズ
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