第722回 2018年の都立の星・吉岡桃汰(東大和南)「ドクターKの始まり」【前編】2018年06月30日

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【目次】
[1]高校では投手はおろか野球もやるつもりはなかった
[2]高校で投手の基礎を大きく学ぶ
[3]自分の目標となった櫻井周斗投手

自分の目標となった櫻井周斗投手

目標の投手に日大三からプロ入りした櫻井周斗投手(DeNA)を挙げた吉岡桃汰(東大和南)

 ―― サイドスローにした理由とは?

吉岡: 自分の回転軸が横回転だったので、サイドのほうがそのまま体の回転を生かせると思ったからです。オーバーよりも球速が出ていて、投げるときに腕も隠せるので、打者から出どころが見にくい形になっていたと思います。
 これは高校1年生の3月から2年生の5月までやっていて、なぜ辞めたのかというと、5月に行われた紅白戦でチームメイトに当ててしまったからです。それがトラウマになったのかわからないですが、サイドスローはやめました。

 今ではオーバー主体で、たまに相手打者のタイミングを狂わせる狙いでサイドスローで投げることはありますが、ほとんどサイドでは投げないです。唯一公式戦で投げたのが3年春の都立小山台戦です。試合後半のほとんどがサイドスローでした。捕手にも告げず突然投げようと思ったので捕手もびっくりしたと思います。

 ―― 体の回転が合うサイドスローではなく、オーバースローで投げる理由は何でしょうか。

吉岡: 変化球の精度ですね。オーバーと比べると変化球が全く曲がらないんです。とはいえ、サイドスローで投げてみて勉強になったのは間違いありません。

 ―― 吉岡投手の変化球といえば、縦に鋭く落ちるスライダー。誰がモデルなのでしょうか?

吉岡: 日大三からプロ入りした櫻井 周斗選手(DeNAベイスターズ)です。スライダーは今ではストレートの次に自信がある球種となりました。

 ―― 櫻井選手に憧れたきっかけは?

吉岡: 1年生の秋なんですけど、一昨年の秋の大会前から櫻井投手は注目されていて、清宮 幸太郎選手から5三振を奪ったじゃないですか。その動画を動画サイトやSNSで見ていて、日大三の櫻井投手のようなスライダーを投げれるようになりたいと思い、練習をしてきました。
 なかなかあのスライダーには近づかないですが、自分のピッチングでは自信を込めて投げられる球種となっています。

 後編では、2年秋からの成長の過程、春季大会4試合のピッチングの振り返りをしていただき、夏へ向けての意気込みを語って頂きました。

文=河嶋 宗一
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プロフィール

吉岡 桃汰
吉岡 桃汰(よしおか・とうた)
  • ポジション:投手
  • 身長:180センチ73キロ
  • タイプ:左投左打
  • 都立東大和
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