第712回 知念 大成(沖縄尚学)「秋の状態を取り戻し、夏は100%の状態で頂点に立つ!」2018年06月13日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]幼稚園児からボールを追い掛けた
[2]上には上がいる。創成館戦で気付かされた思い
[3]BESTではない春。夏までにもう一度、あの感覚と身体を取り戻す

 昨秋の県大会で145Kmをマーク。九州地区高校野球大会では146Kmと自己最速を更新した知念 大成沖縄尚学)。県内にとどまらず、九州を代表するエクスプレスレフティーに、最後の夏に懸ける思いを語ってもらった。

幼稚園児の頃からボールを追い掛けた


九州大会では146Kmをマークした知念大成(沖縄尚学)

 二つ上の兄(大河)が野球をしていたことをきっかけに、幼稚園児のときには既にボールを追うようになった知念 大成。学童軟式野球チームみんとんBBCで野球の基礎を固めていく。

 知念「4年生になる頃には代表チームでメンバー入りしました。左投げだとりいうこともあり、ピッチャーをやってみないかと。そこから外野と兼任でマウンドを経験してきました」。

 自分が投げて抑えたときの嬉しさ。チームの勝利に直結するピッチャーというポジションに面白みを感じたのはこの頃だった。みんとんBBCが所属する地区には、県大会の常連チームがおり、大きな大会で成果をあげることは叶わなかった知念。中学では玉城中学軟式野球部に入る。生粋の野球小僧は、バッティングの楽しさにも気付き出す。しかし愚直なまでに取り組む知念の姿勢に、まだ中学生の身体の方が先に根をあげてしまう。

 知念「いま思うと、かなり無理な回数、バットを振っていた」。。

 肋骨の疲労骨折など、ケガをしてきた。身体の使い方は上手くないという知念。どちらかというと不器用かと問うと、そうですねと苦笑いした。

 身体能力の方はどうだったのだろう。

 知念「小学や中学の陸上などで呼ばれても、特に目立つことは無かったです。」

 足の速さも、バネも。特段あったわけでは無かった。遠投も、記憶に残ることはしていない。それでも、身体の調子が良いときには周りが太刀打ち出来ない力を見せ、玉城中学で県大会優勝を果たす。そして進路。何校か話は来ていたが、心は既に兄が進んだ沖縄尚学に決めていた。

【次のページ】  上には上がいる。創成館戦で気付かされた思い

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

知念  大成
知念 大成 (ちねん・たいせい)
  • ポジション:投手
  • 身長:180センチ72キロ
  • タイプ:左投左打
  • 沖縄尚学
【関連記事】
第1022回 不屈の闘志を胸に 西谷野球の体現者、中川卓也(大阪桐蔭-早大)という男【後編】 【2019年インタビュー】
第1021回 中川卓也(早稲田大)が今、振り返る濃密な1年間 「我が強い」チームとの向き合い方【前編】 【2019年インタビュー】
第200回 この春、急浮上!夏にブレイクに期待がかかる2年生の逸材たち【ドラフト特集コラム】
第207回 ラストサマーで飛躍を誓う逸材野手たち 夏に急浮上する野手を見逃すな!【ドラフト特集コラム】
第1006回 研究を重ねてどり着いた回転数の高いストレートと決め球・チェンジアップ 田中誠也(立教大)【後編】 【2019年インタビュー】
第1006回 人間的な成長を求めて兵庫を飛び出した強打の核弾頭・森口修矢(神村学園)【前編】 【2019年インタビュー】
第1006回 コントロールで生きる!自身のスタイルを確立させた大阪桐蔭時代 田中誠也(立教大)【前編】 【2019年インタビュー】
第633回 情熱を持ち続け、大阪桐蔭、履正社に対抗できるチームへ 東大阪大柏原【後編】【野球部訪問】
第942回 令和最初の大阪大会は3回戦が最も盛り上がる!今から見逃せない要注目のブロック!【大会展望・総括コラム】
第630回 野球は格上に勝てるスポーツ だからこそ組織力と思考力が重要  大産大附【後編】【野球部訪問】
知念 大成(沖縄尚学) 【選手名鑑】
大阪桐蔭 【高校別データ】
沖縄尚学 【高校別データ】
創成館 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー