第707回 古賀悠斗(福岡大大濠―中央大)後編「甲子園、侍ジャパンの経験は大きな財産となった」2018年05月27日

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【目次】
[1]失敗を重ねながらリードとキャッチングを勉強
[2]初の神宮大会と甲子園で得たもの
[3]大学では日本代表になって三浦銀二とバッテリーを組みたい


 福岡大大濠時代には、甲子園にU-18代表と豊富な経験を積んだ古賀 悠斗選手。現在は中央大学で日々切磋琢磨している古賀選手に、福岡大大濠の入学のキッカケや、自身が大事にしているバッティング練習。そして、目標の重要性を前編では語ってもらいました。後編の今回は、キャッチャーとして成長するまでの試行錯誤。そして、甲子園・U-18での経験を語ってもらいました。

失敗を重ねながらリードとキャッチングを勉強


インタビューに答える古賀悠斗(中央大)

 キャッチングも投球のストップも本当に一から始めました。キャッチングは最初、全然、音が鳴らなかった。まずは音を出すことからでした。これもいろいろなピッチャーの球を何球も受ける中で、このあたりで捕ると音が鳴るなというのがわかっていきました。変化球の入り方は段階を追ってやりました。マシンを使って、はじめは音が鳴るところにパンッと当てるだけでキャッチしない。感じがわかったらキャッチして、最後はしっかりミットを止めて捕れるように練習しました。

 また藤山晶広コーチにもいろいろと指導していただきましたし、プロのキャッチャーを見て捕り方などをブルペンで試したり、自分に合うものを吸収しました。自分が特に注意しているのはボールを下から見ること。視線が上からだとミットは捕ったときに下がってしまいがちになる。カーブとか縦の変化球もそうですが、下から見て、ボールが来たところに少し下からキャッチングするようにしています。

 ただ基本的には際どいところをストライクに見せようと動かしたりはせずに、捕球の際はミットをしっかり止めるのですが、低めをすくい上げてしまうところがあって、この前審判の方に『ストライクと言いたいんだけど、ミットを上げられるとボールにしてしまう』と言われて、低めのキャッチングの静止を改めて意識するようになりました。ストップの技術もまだまだですし、課題は多いです。

 配球面も八木監督、藤山コーチに、ときにはエースの三浦 銀二(現法政大学)にも教えてもらいながら、秋の大会に向けた練習試合を重ねて研究していった。1試合に6本塁打も被弾する屈辱も味わったが、気持ちが萎えるどころか、より一層学ぶようになり、バッターの構えによって弱点がどこにあるかなど、タイプ別の癖や傾向を頭にインプットしていった。それと同時にキャッチャーとしての喜びが芽生えていった。

 「キャッチャーになってからチーム優先という思いが一気に強くなりました。自分のバッティングはどうでもいいからチームが勝てればいい。それまでは自分のバッティングが、自分の守備がというふうに思っていましたが、考え方が変わりました。自分が決勝ホームランを打って勝った試合とかよりも、キャッチャーとして勝利する喜びの方が全然、大きかったんです」

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プロフィール

古賀 悠斗
古賀 悠斗 (こが・ゆうと)
  • ポジション:捕手
  • 身長:174センチ76キロ
  • タイプ:右投右打
  • 福岡大大濠-中央大学
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