今年の宮崎県を代表する遊撃手である小幡 竜平(延岡学園)。遠投110メートルの強肩を生かした遊撃守備と、高校通算14本塁打を記録している長打力、左投手から安打を打てる高い技術を誇る。選抜も経験し、九州大会・樟南戦では3安打を記録した小幡へ夏へ向けての課題、これまでの取り組みを聞いた。(取材日 4月22日 樟南戦 試合後の取材より)

大谷翔平のノーステップ打法を参考にして3安打!

―― この試合、左投手から3安打を打つ活躍を見せましたが、何がよかったのでしょうか?

小幡 ステップを小さくしたことですね。大谷 翔平選手がノーステップ打法で活躍している試合を見て、自分も参考にしたところ、速球にもついていくことができたので、フォーム変更がうまくいきました。

 

―― 第1打席の中前安打は何を打ったのでしょうか?

小幡 打ったのはストレートでした。左打者だからと言って流す意識はなく、打ったところたまたまセンターに飛んでくれたかなと思います。

 

―― 最終打席の二塁打はエースの松本晴投手からでした。対戦した印象を教えてください。

小幡 やはりエースの松本 晴君は勢いがありましたけど、最終打席の二塁打はストレートにしっかりと合わせることができました。自分は左投手の対応を課題にしていたので、しっかりと打つことができてよかったと思います。でも、左投手の対応は完全にクリアしたわけではないので、今後も課題にしたいと思います。

―― 打撃強化のために冬場はどんな練習を行ってきたのでしょうか?

小幡 チームの方針でロングティーがメインでした。1キロのマスコットバットで1日100球以上を振り込んで長打力がつきましたし、打球の角度もついてきたので、そこは自信になりました。

―― 選抜を経験して感じたことはありますか?

小幡 課題は序盤から一気に畳みかける攻撃が発揮できなかったことですね。

―― 続いて守備についてですが、今日は好守備を連発しました。守備で意識していることは何かありますでしょうか?

小幡 自分はそこまで守備は得意ではないですが、今日はうまく守れたと思います。自分は肩の強さ(遠投110メートル)がありますので、そこを見ていただければと思います。

―― 三遊間の深い位置から鋭い送球を見せていますが、普段からどういう練習をしているのですか?

小幡 自分は遠投を大事にしています。まず大きく体を使うことを意識した遠投と、中間距離でライナー性で送球する遠投を繰り返し行って磨いています。

―― 小幡選手は埼玉西武で活躍する源田壮亮選手と同じ、明野ボーイズ出身(大分)ですが、源田選手の守備は参考にするのでしょうか?

小幡 参考にしていますね。動きに無駄がなく、捕ってから確実性がありますし、源田選手の確実性を学んでいます。

―― それでは、最後の夏へ向けて意気込みを聞かせてください。

小幡 打撃ではクリーンナップを打たせてもらっているので、チャンスに1本を打てる選手になっていきたいです。今年の宮崎県は良い投手が多いのでそういう投手から打てるようになっていきたいです。守備ではエラーも目立っているので、守備を主に強化していきたいと思います。