第675回 松田憲之朗(龍谷大平安)「平安のDNAを受け継ぐスラッガー。目指すは甲子園100勝」2018年04月12日

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【目次】
[1]龍谷大平安で学んだ野球のきめ細かさ
[2]オーストラリア遠征で木製バットを打つ自信をつけた
[3]7割~8割の力で本塁打量産を


 甲子園通算99勝の実績を持つ龍谷大平安で主将を務めるのが4番ショートに座る松田 憲之朗だ。同校OBで現在は埼玉西武で活躍する炭谷 銀仁朗を従兄弟に持ち、8歳上の兄・龍篤さんも平安で主将を務めた経験がある。平安のDNAを受け継ぐ男は2年間で通算37本塁打を放ち、12月末に京都選抜で参加したオーストラリア遠征では4試合で18打数10安打4本塁打と大暴れした。今回はそんな松田選手に打撃の極意や名門校で主将を務めることの重みについて伺った。

龍谷大平安で学んだ野球のきめ細かさ


ティーバッティングを行う中松田憲之朗(龍谷大平安)

――Q.野球を始めたきっかけは何ですか?
松田 従兄弟と兄が野球をやっていてその二人に影響されて幼稚園の年長から始めました。最初は外野から始まってショートをやるようになって中学ではショートとキャッチャーをやるようになりました。

――Q.中学時代の成績はどうでしたか?
松田 兄も所属していた京都洛北ボーイズでプレーしていました。チーム自体は強いわけではなくて並のチームでしたが、最後に全国ボーイズリーグ選抜岐阜大会で初めて準優勝することができました。その大会で6試合で4本塁打を打つことができて一番印象に残っています。

――Q.龍谷大平安に進むことは以前から頭にありましたか?
松田 従兄弟がここでプレーしてた時に自分も試合を観に行っていて、その時からカッコいいと思っていました。一番身近にいた兄も平安でキャプテンをしていてその二人の影響もありました。

――Q.実際に龍谷大平安に入ってみて驚いたことはありましたか?
松田 厳しいところとは聞いていましたが、入ってみたら自分が経験したことのない細かいところまでプレーを詰めていました。送球も10㎝でもズレたらセーフになるかもしれないなど中学までに経験したことのない細かいプレーが多いことにビックリしました。

――Q.松田選手は1年生の秋からレギュラーになりましたが、その時に感じた手応えや課題はありましたか?
松田 自分自身は新チームが始まった時はメンバーに入っていませんでした。やるからにはレギュラーでやりたいと思っていて、長所のバッティングを伸ばそうと思って取り組みました。秋の大会では5番を打たせてもらって4番の岡田さんが打てなかったら自分がカバーすると思っていました。野球はそういうものだと思うので、責任を持って返すように練習から意識していました。

――Q.この1年間で印象に残っている試合はありますか?
松田 印象に残っているのは負けた京都翔英戦です。自分のエラーから始まってそこから記録にならないミスが何度かあって負けてしまいました。現状は練習でそこを詰めています。

――Q.秋の敗戦をきっかけに冬の課題ができてきたような形でしょうか?
松田 やっぱりチーム全体としては守備が一番課題かなと思っています。個人的には守備は下手くそなのでとにかく守備を強化しています。バッティングは波がありますが、守備は100%できると思うので、飛んできた球は100%アウトにする守備を作らないといけないと思って取り組んでいます。

――Q.夏まではサードで新チームからはショートで出ていますが、中学時代に経験があるとはいえ、コンバートへの戸惑いはありましたか?
松田 戸惑いは正直ありました。平安のショートは滅茶苦茶上手いというイメージがあって、自分が守ったときは嬉しさもありましたが、実際にプレーしてみるとサードとは考えることが多くて難しいポジションだと思いました。センターラインは大事と言われていますし、ショートは内野の要なので難しいと思います。

【次のページ】 オーストラリア遠征で木製バットを打つ自信をつけた

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プロフィール

松田 憲之朗
松田 憲之朗 (まつだ・けんしろう)
  • ポジション: 三塁手
  • タイプ:右投右打
  • 龍谷大平安
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