第671回 中川 圭太(東洋大)日本代表選手が語る打撃の極意2018年04月07日

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【目次】
[1]高い意識をもって取り組んだ自主練習から繋がる1年春からのレギュラー出場
[2]バッティングのポイントと主将としての意気込み


 昨年、東都大学野球リーグで春秋連覇を成し遂げた東洋大で不動の4番として活躍している中川 圭太選手。PL学園高(大阪)では甲子園出場こそないものの3年夏の大阪大会で準優勝。東洋大ではこれまで3度のベストナイン(二塁手で2度、DHで1度)に輝き、昨夏は侍ジャパン大学代表として日米大学野球選手権とユニバーシアードに出場。
 特に、日本が二連覇を果たしたユニバーシアードでは首位打者と打点王を獲得するなど、今、大学球界で最も注目されている打者の一人と言える中川選手にバッティングについてうかがった。

高い意識をもって取り組んだ自主練習から繋がる1年春からのレギュラー出場


ティーバッティングを行う中川圭太(東洋大)

 PL学園高時代から自主練習が多かったという中川選手。「平日は全体練習が2~3時間しかなく、あとの時間は自主練習にあてられていました。自分はバッティングが売りなので、打撃練習をすることが多かったですね」。テーマにしていたのは確実性だ。

 「長打を何本も打てる訳ではないので、いかに速い打球で野手の間を抜き打率を上げるか。チャンスで打点を稼げるかを考えて、どんな球でもヒットゾーンに持っていけるように、広角に打つことを意識してティーバッティングやバッティングピッチャーに投げてもらったボールをひたすら打っていました」。

 2時間以上、打ちっぱなしの日も多かったというが、「ミートポイントを確認し、スイングの軌道とタイミングの取り方を常に頭に入れながら、打つ感覚を養っていきました」と、常に高い意識を持って練習に取り組んでいた。

 また、バットは日頃から木製バットを使用。「中学時代から冬は竹バットを振っていましたし、PL学園では『プロを目指すなら、その準備として木製バットに慣れておいたほうが良い』という考え方だったので、高校時代はずっと木製バットを使っていて大会が近くなってきたら金属バットに変えるという感じでした」。

 そのため、大学に進学してからバットの違いに戸惑うことはなかったという。入学当初については「東都のレベルは高いと感じましたが、この環境で自分を磨くことができることにモチベーションが上がりましたし、絶対にレギュラーを獲って活躍してやろうと思っていました」と振り返るが、大学の投手のレベルの高さには驚いた。

 「1年生の時はまだ2部だったのですが、青山学院大の岡野 祐一郎投手(現:東芝)や東京農業大の幸良 諒投手(現Honda)など、すごいピッチャーがたくさんいて、本当に打てるのかなと思いました」。

 そんな好投手を攻略するためにやったのがストレート打ちだ。「高校時代に比べて真っ直ぐのキレが全然違っていたのですが、その真っ直ぐに打ち負けないようなスイングをしようと考えました。それで、練習では自分のポイントまでボールを呼び込んで甘い球を一球で仕留めることができるように技術と精神力を向上させていったんです。

 今、思い返してみると、本当に気持ちだけでやっていたと感じます」。こうした地道な努力の末にストレートをヒットにすることができたら、その後の打席では配球を読んで変化球を狙うなど必死に対応することで、中川選手は1年時からレギュラーとして結果を出していった。

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プロフィール

中川 圭太
中川 圭太 (なかがわ・けいた)
  • ポジション:投手
  • 身長:180 センチ75キロ
  • タイプ:右投右打
  • PL学園-東洋大学
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