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第660回 奥川 恭伸(星稜)「全国・世界の頂への第一歩」2018年03月19日

【目次】
[1]「相棒」山瀬 慎之助と共に星稜を志す
[2]日本航空石川打線から学んだこと/「質」を上げて「勝ち」にこだわる
3月23日(金)に阪神甲子園球場で開幕する「第90回記念選抜高等学校野球大会」。秋のドラフト候補生たちを含む新3年生たちに加え、新2年生たちにも有望選手が数多く名を連ねている。
その筆頭格が星稜(石川)で背番号11を背負う最速146キロ右腕・奥川 恭伸である。182センチ81キロの恵まれた体格と、2016年・かほく市立宇ノ気中で第38回全国中学校野球大会初優勝を果たした実績を手に、初の聖地に足を踏み入れる「2019年・WBSC U-18ワールドカップ」侍ジャパンエース候補に、これまでの道のりと意気込みについて聴いた。
「相棒」山瀬 慎之助と共に星稜を志す

奥川 恭伸投手
――かほく市立宇ノ気小2年の時に、宇ノ気ブルースターで野球を始めた奥川投手ですっが、市立宇ノ気中ではどんな投手を志していたのですか?
奥川 恭伸選手(以下、奥川) ピッチングで心掛けていたのは、試合の流れとか大丈夫な回と危ない雰囲気の回の配分。ピンチの時にしっかり投げられるように配分を考えてやっていました。速い球とかすごい変化球とかじゃなくて試合全体を考えて勝てるピッチャーを目指していたんです。
――中3の夏には全国中学校野球大会で全国初制覇を果たしていますが、石川県では星陵中も全国屈指の強豪です。奥川投手が当時「星稜」にどんなイメージを抱いていたのですか?
奥川 試合をさせてもらっても、やはりスキがない。全国大会を含めても星稜中学校さんが1番強かったです。「彼らと高校では味方でやってみたいな」と思いました。
――星稜高校に進学する最終的な決め手は何でしたか?
奥川 いろいろ選択肢があって迷っていた時期もあったんです。でも、最終的にはキャッチャーの山瀬(慎之助・新2年)と話し合って2人で星稜高校に進学することにしました。
山瀬はここまで小中高一緒。ずっとバッテリーです。とにかく肩が強いというのが1つあって、ワンバンとかもよく止めてくれるので思い切って、安心して投げることができます。
――ちなみに、中学校までに甲子園に行ったことはあったんですか?
奥川 小さい頃にあるらしいんですけどあんまり覚えてないです。プロ野球か高校野球かも覚えていないくらいです。

- 奥川 恭伸(おくがわ やすのぶ)
- ポジション:投手
- 身長:182センチ78キロ
- タイプ:右投げ右打ち
- 上記データは掲載時のものとなります。