第645回 片山 昂星(東海大菅生)「神宮、そして甲子園を揺るがすスラッガーへ」2018年02月12日

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【目次】
[1]豪打、快打を連発した夏の活躍を振り返る
[2]サードコンバートと新打撃フォームへの挑戦

サードコンバートと新打撃フォームへの挑戦



片山 昂星(東海大菅生)

 昨年、夏の甲子園では16打数8安打と絶好調だった片山だったが、準決勝で敗れた花咲徳栄戦では、フォームを崩し、秋の一次予選まで状態を取り戻すことができなかった。1回戦の二松学舎大附戦(試合レポート)では4打数0安打に終わった。

 2017年11月時点で、高校通算本塁打は21本。片山はさらなるレベルアップを目指し、現在は色々な形を試してバッティング練習に臨んでいる。

「足を高く上げたり、すり足にしたりと、いろいろな形を追求しています。いずれは打撃フォームを完成させて、本塁打を量産するだけではなく、ミスショットを減らし、どんな球でも対応できるようになりたいです」
 最後に片山が自信に持つ「スイングスピード」がどれほどのレベルなのか?可視化するべく、実際にスイングスピードを測ってみた。

片山選手がたたき出した脅威のスイングスピードに注目!


 スイングスピードの測定に使ったのは「スイングトレーサー」。まず一発目に143.5キロを出し、隣で見ていた遊撃手・田中 幹也は「必死の思いで自分は141キロを出したのに軽々と出している...」とため息。ここからの片山は凄かった。その後も、156.8キロ、158.7キロと脅威のスイングスピードをたたき出し、そしてラストの1球で、159.9キロをマーク。見ていた周りの部員は大歓声。片山は、インパクト時に、ヘッドスピードの速さで大きな力を与え、速い打球かつ、遠くへボールを運ぶことができる。

 また、スイング軌道を見ると、ヘッド角度が-28°、スイング軌道が13.1°とアッパー気味にとらえていて、ローリング回転も3.31回転/秒とバックスピンがかかりやすい打者であることがデータを見てわかる。

 片山に話を聞くと、「ボールに角度をつけたいためにアッパー気味でボールをとらえていますし、打球に角度をつけたい思いは強い」と話してくれた。あとは片山の課題である「ミスショット」が新フォーム変更によって大きく減らすことができれば、今年はもっと神宮球場を揺るがすスラッガーに成長してくれるはずだ。

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プロフィール

片山 昂星
片山 昂星(かたやま こうせい)
  • ポジション:一塁手
  • 身長:178センチ76キロ
  • タイプ:右投げ左打ち
  • ■選手名鑑
    片山 昂星
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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