第595回 宮路 悠良(東海大高輪台)「己の甘さを自覚。そして成功体験を糧に更なる高みへ」2017年10月23日

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【目次】
[1]取り組みの甘さを指摘される日々と、変化の時
[2]147キロ右腕の練習法とブルペンへのこだわり
[3]プロ入りを決意した夏の帝京戦

 2017年ドラフト注目株、東海大高輪台宮路 悠良(みやじ・ゆら)投手。身長185cm、体重85kgの恵まれた体から繰り出される最速147キロの直球を武器とする本格派右腕だ。3年夏にチームは東東京大会で準優勝に輝く大健闘を見せ、プロへの道を選ぶことになった宮路のここまでの野球人生を探る。


取り組みの甘さを指摘される日々と、変化の時

宮路 悠良(東海大高輪台)

 小学校1年生の時、プロ野球中継から野球に憧れ、野球人生をスタートした宮路。同時に、自ら希望して投手としてのキャリアもスタート。そして中学時代は、強豪・駿台学園の軟式野球部の一員となる。強いチームというだけあって練習量も多く、「高校時代より厳しかった」と振り返る中学時代。3年次にようやく投手としての役割を任されるようになり、主に中堅手として出場し、エースの中西 翔(現・日大山形)の後に登板するケースが中心だった。

 そして東海大高輪台に進学することになった宮路。自宅からの距離も近く、何より東海大高輪台は「東海大系列で唯一、甲子園に行ってないチーム」であり、そのチームを初めての聖地に導きたいという気持ちが決め手となった。

 投手としてプロ入りを希望する宮路だが、実は野手としての評価も高い。1年生の夏からいきなりベンチ入りを果たし、1年秋には背番号8、「2番・中堅」のレギュラーの座を確保。同時に、投手としても準決勝でリリーフ登板するなど早い段階から実戦も経験。2年生夏ごろにはすでに約140キロを記録するようになり、順調に思える野球人生だが、当初から「取り組みの甘さ」を指揮官の宮嶌 孝一監督からは長く指摘を受ける日々だった。

「自分ではやってるつもりだったんですけど、周りから見たらまだまだ甘いと言われていて」と宮路が語るように、そういう部分を本当の意味で自覚するには時間を要するのが常だ。毎日練習はするものの、練習試合など実戦の場ではなかなか結果が出ず、甘さが原因と言われつつも長い間、意識の改善には達しなかった。

 問題を自覚し、本当の意味で改善に向かうまでは時間を要した。そのきっかけは、新チームとなった2年秋の大会だ。大量失点を喫して敗戦した悔しさから、徐々に日々の取り組みも積極的に。それでも、冬を越えた3年春も実践学園戦で同じように打ち込まれて敗れてしまい、この時にはっきりと今までの自分の甘さを感じるようになった。

【次のページ】 147キロ右腕の練習法とブルペンへのこだわり

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プロフィール

宮路 悠良
宮路 悠良(みやじ・ゆら)
  • ポジション:投手
  • 身長:185センチ85キロ
  • タイプ:右投げ左打ち
  •  
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宮路 悠良(東海大高輪台) 【選手名鑑】
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