第441回 山川 穂高選手(埼玉西武ライオンズ)「高い探究心で辿り着いたスラッガーの道」【前編】2016年10月08日

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【目次】
[1]肉体強化からスタートした中部商時代
[2]ピッチャーが投げた瞬間に振るぐらいポイントが前

ピッチャーが投げた瞬間に振るぐらいポイントが前

山川 穂高選手(埼玉西武ライオンズ)

 私が初めて山川を見たのは富士大学時代である。このときはドカベン体型だけでなく、グリップの低い位置や、打球の飛距離や強さなどが中村 剛也とよく似ていた。そう言うと、「大学のときは中村さんを生で見たことがないからYou Tubeとかテレビを見て、本当に見よう見まねでした。でも、実際はそんなに似てないです」と笑う。

――中村選手のほうが力は抜けてる?

山川:はい。僕にそれはできないです。スイングスピードの違いとかいろんなものがあるんでしょうけど。ミートポイントは同じような感じかもしれないです。

――若干前?

山川:いや、若干というより僕のイメージの中ではかなり前です。投げた瞬間に振るぐらいを考えているので。それでちょうどいいぐらいです。

――今年は逆方向にも打っていて、だいぶ手元に呼び込んでいるような感じがしますが。

山川:いや、(自分が)動かないで引きつけて打つというのがあまりできないんです。球を引きつけてスイングすると全部ファウルになっちゃうので。それをプロ1年目に感じて、投げた瞬間に振る感覚で打ったらちょうどよかったので。変化球も、前で打つ分低めは空振りしますけど、浮いてきた球はホームランにしやすいです。

――もちろんストレートが強い。

山川:そうですね。やっぱりストレートが得意だと思います。

――ロッテの関谷 亮太関連記事から打った10号が低めのチェンジアップで、うまくレフトに打ったなと思った。あれは引きつけてという感じじゃないんですか。

山川:結果的な映像を見たら引きつけているんですけど、イメージは全然前です。

――頭の中ではバットの振り出しを早くしている?

山川:振り出しを早くします。

――そんなふうには全然見えないですね。

山川:練習では形をつくるためにセンターから逆方向も意識するんですけど、プロのピッチャーの球はキレも速さもすごいので、受け身になって待っていると負けちゃうイメージがあって、いつでも行くぞ、みたいな感じでいますね。中村さんにその辺の感覚は聞いたことがないですけど、ポイントは前だと思います。ただ、ポイントは前だけど中村さんは体が動かない。僕は体が動いてなおかつポイントは前で、という感じなので。

 後編では山川選手が高校球児へ打てる選手になるために大事なポイントを語っていただきました。お楽しみに!

(文=小関 順二

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プロフィール

山川穂高
山川 穂高(やまかわ・ほたか)
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 経歴:中部商-富士大-埼玉西武ライオンズ
  • ポジション:内野手
  • タイプ:右投げ右打ち
  • 身長体重:176センチ100キロ
  • 生年月日:1991年11月23日
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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