第407回 れいめい高等学校 太田 龍投手【後編】「無冠の大器、夏への決心」2016年05月27日

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【目次】
[1]打球直撃が響く
[2]チームメートを信頼する

 最速148キロを計測する大型右腕として注目された太田 龍投手。春季大会でもスカウトから注目を浴び、評判通りの速球を披露したかのように見えましたが...実はまたも不運が。その不運を乗り越え、夏へ向かう太田投手の決心に迫りました。

打球直撃が響く

太田 龍投手(れいめい高等学校)

 大会前の練習試合の佐賀商戦、強烈なライナーの打球が右すねを直撃した。打撲の痛みがなかなか引かず、大会中はひた隠しにしていたが「4月半ばごろまで痛みがあった」という。軸足の右足でしっかり踏ん張れないままで初戦国分中央、続く鹿屋試合レポート)、薩南工戦(試合レポート)は抑えることができたが、準々決勝で秋のリベンジに燃える神村学園の猛打に屈した。10安打9失点、4回途中でKOされ、チームも1対11の5回コールド負けという惨敗を喫した。

「何を投げても、どこに投げても打たれてしまうので、頭の中が真っ白になった」と振り返る太田。秋に対戦した時は初球のボールは少々甘くても見逃していたが、春は甘く入ったボールはことごとく振ってきた。特に「2ストライクに追い込んでからの決め球が甘くて打たれた」印象がある。

 身体の状態は万全ではないものの、直球の最速は142キロが出ており、そこまで悪いと思っていなかったが「内角を厳しく突いてもフルスイングしてくるので、野手のいないところにボールが落ちた」

 太田はもちろん、チームとしても何の言い訳もできない屈辱の敗戦だった。1年前は、優勝しながらメンバーにいない悔しさを味わったが、それ以上に悔しい想いをすることになるとは思いもよらない出来事だった。

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プロフィール

太田龍
太田 龍(おおた・りゅう)
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投右打
  • 身長・体重 189.5センチ88キロ
  • ■選手名鑑
    太田 龍
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