目次

[1]心技体ではなく、体心技の考え方
[2]オススメは交代浴?菅野投手の徹底したコンディション管理とは?
[3]指の力を鍛えるトレーニング法を伝授!

 プロ野球3・4月の月間MVPに選出された菅野 智之投手(読売ジャイアンツ)。4月までで、6試合に先発し3勝0敗。5月に入ってからも好調をキープ。今年でプロ入り4年目となるが、投手陣の柱として、安定した結果を残し続けている。今回はそんな菅野投手に、大会から逆算した投手の調整法について伺いました。

■菅野投手直伝 勝てる投手になるポイントを伺ったインタビューもあわせてチェック!

心技体ではなく、体心技の考え方

菅野 智之投手(読売ジャイアンツ)

――今回は、菅野投手の試合に向けた調整方法について教えていただきたいのですが、まずは菅野投手の考え方として、野球において何を一番に優先して、日々取り組んでいますか?

菅野 智之(以下「菅野」) 野球選手として求められるものは、メンタル・技術・コンディショニングとありますが、全部を求めてしまうと僕はダメだと考えています。よく『心・技・体』と言われますが、僕が考える優先順位は『体・心・技』だと考えています。自分が一番大事にしているのは、コンディショニング(体)。技術は、一番最後。

 体が良い状態であれば、メンタル(心)は大丈夫だと思えますし、技術は正直、キャンプ中からやってきたものがあるから、そこは経験で補ってもいける。ただ、それはプロの世界だから言えることであって、高校生はやっぱり投げないと不安だと思います。

 高校生向けの話ではないかもしれませんが、それでも、メンタル・技術・コンディショニングの全部は追い求めてほしくはないですね。高校生だからこそ、『体』(コンディショニング)の部分はしっかりと作り上げていってほしいです。

――高校生の場合は、夏場は特に連戦も続きますね。

菅野 確かに夏場の暑い中での連戦は大変ですが、試合が近づくにつれて練習量を落としていく。そうすることで、今度は『心』の部分は不安になると思いますが、一方で『体』が万全なら僕はそれでいいと思います。ピッチャーなんて毎日反復練習ばかりで、でもそれをやってきたことを自分で信じてあげて、試合に臨んでいってほしい。まずは、『体』(コンディショニング)を優先させた取り組みが大切です。

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