目次

[1]求めたい柔らかさと硬さの共存 / 現在の技術に見合ったグラブが必要
[2]ウェブの好みは終始一貫
[3] 好みの材質はメープル / バットを巧みに使い分けたい

「ミズノさんのグラブを使うようになったのは東洋大学1年生の時です」
千葉ロッテ・鈴木 大地は、頼れる相棒と10代で巡り会えた幸運に感謝するかのような表情でそう言った。

「それまでは他社のメーカーのものを使っていました。ぼくは柔らかい革のグラブが好きなのですが、柔らかいと使っていくうちにどんどんへたっていって、ただ柔らかいだけの形の崩れた、打球に負けやすいグラブになってしまうのが悩みでした。でもミズノさんのグラブは使い込んで柔らかくなっても形が崩れにくいんです。以来、ミズノのグラブ一辺倒です」

 2013年以来、遊撃手として3年連続でリーグ最高守備率を記録。打撃面においても2014年にシーズン153安打、打率.287をマークするなどパ・リーグを代表する内野手への階段を着実に上っているプロ5年目の26歳だ。
そんな鈴木 大地のグラブおよびバットへのこだわりとはどのようなものなのだろうか。まずは守備の達人が語るグラブ論に耳を傾けてみよう。

求めたい柔らかさと硬さの共存

鈴木 大地選手(千葉ロッテマリーンズ)のグラブ

 先ほども申しましたように自分は柔らかいグラブが好きなのですが、ある部分に関してはしっかりとした硬さがほしいんです。具体的には親指と小指の付け根の部分、そして人差し指の芯の部分の3か所。この3か所にしっかりとした硬さがあると、長期間使い込んでもグラブの型が崩れにくくなるのですが、ミズノのグラブはこのポイントをしっかりと押さえています。

 1シーズンに消費する試合用グラブは平均1個。キャンプの時に何個かグラブを用意していただき、そのシーズンに使用する試合用のグラブを決めていきます。ぼくの手元に届いた段階ですぐにノックで使える柔らかさに仕上げていただいているので、最初の時点で相当柔らかいグラブなのですが、最低でも1年、時には2シーズンにわたって使用しても型が崩れない。気に入ったグラブを試合で長く使えるので心強いです。

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