第321回 県立普天間高等学校 與那原 大剛投手 「目指すは日本を代表するエース!」2015年10月08日

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【目次】
[1]藤川 球児の火の玉ストレートに憧れた少年時代
[2]ついに140キロに到達した2年生秋
[3]4試合連続完投で手に入れた中部地区高校野球大会V

 甲子園出場も九州地区での登板もなく、全国でも無名に近い一人のピッチャーが今、熱い視線が注がれている。
普天間高校のエース與那原 大剛(よなはら・ひろたか)。身長190cm体重89Kgと、恵まれた身体から放たれるボールは、最速148キロをマーク。そんな右腕のピッチングを一目見ようと、今夏の沖縄大会1回戦から、多くのスカウトが詰めかけた。

 お世辞にも立派なスタンドとは言えない宜野湾市立野球場のバックネット裏に、11球団ものプロのスカウトたちが集結。初戦八重山商工との試合は2対2のまま延長10回へと突入したが、突然の雷雨で、翌日に再試合となる。連投した與那原は、見事な完封勝利で接戦をものにすると、その後の前原戦、沖縄工戦を制し、ベスト8進出を果たしたのだった。準々決勝では、沖縄尚学に3対4で惜しくも敗れたが、豪腕の爪あとはしっかりと残した與那原。そんな與那原のストーリーに迫っていきたい。

藤川 球児の火の玉ストレートに憧れた少年時代

與那原 大剛投手(普天間)

 そんな與那原が野球を始めたのは、小学校3年生の時。当時、テレビやニュースで頻繁にとりあげられていたのが、阪神タイガース自慢のJFKだった。「藤川さんのようなストレートを投げたい」と思い続けた少年は、6年生の時に、北玉ライオンズのエースとして県大会ベスト8や、千葉県で行われた学童軟式野球選抜大会で優勝するなど成長を遂げる。

 桑江中学では軟式野球で県大会への出場を果たすも、上位進出はならなかったが、ここで出会ったのが捕手を務める渡名喜 守哉だった。「一緒の高校で1番になろう」と、與那原は渡名喜と約束。県内外複数校から「是非ウチに」との誘いを受ける中、自分の意思で普天間高校の門を叩いた。

 與那原は、一年の秋からベンチ入りを果たすと、短いイニングながら秋季大会でも登板を経験。だが、同級生たちとの純粋な勝負の舞台となる一年生大会では、地区予選で敗退するなど苦杯を舐め続ける。

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プロフィール

與那原 大剛
與那原 大剛 (よなはら・ひろたか)
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:190センチ89キロ
  • ■選手名鑑
    與那原 大剛
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