第317回 オリックス・バファローズ T-岡田選手【前編】「野球を学び、新たな自分を創る」2015年08月29日

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【目次】
[1]昨年から取り組む「新打法」
[2]「ライン」の取り方、見方について

 京セラドーム大阪の3階席、時には5階席。マスコットバットで振りぬいた打球が次々と突き刺さっていく。その打球の主はオリックス・バファローズ屈指の長距離砲・岡田 貴弘選手である。
そんな岡田 貴弘選手にインタビュー前編では持ち前の長打を放つ方法はもちろん、昨年から取り組んでいる打撃のマイナーチェンジや、そこに基づくトレーニング方法について話を伺いました。

昨年から取り組む「新打法」

T-岡田選手(オリックス・バファローズ)

――今回は試合前の特打やフリーバッティング、試合での姿もじっくりと拝見させて頂きました。T-岡田選手は特打やフリーバッティングでもマスコットバットを使っていますよね?

T-岡田選手(以下、岡田) あのマスコットバットは機能性を重視しているゲーム用のバットと形も同じですし、重さも5~10g重いだけで、実はあまり変わらないんです。重すぎると試合の感覚が違ってきてしまいますから。

――マスコットバットの重さは?

岡田 900~910gくらいです。マスコットバットとしては軽いほうです。

――その中で、スイングの際のバットのライン(軌道)や内転筋の使い方を特に意識されていました。いつごろから、それらの点は意識しているのでしょう?

岡田 言われたような下半身の使い方は去年の春のキャンプ、2014年シーズン前のキャンプくらいから、当時バッティングコーチをやっていた長内 孝さんいといろいろ話をしながら変えていきました。

――具体的にはどのようなところを長内さんと変えていったのですか?

岡田 股関節や下半身の粘りというか・・・・・・。なんというんでしょう、言葉ではなかなか説明が難しいところなんですけど。

――実は、長内コーチは2013年に徳島インディゴソックス(四国アイランドリーグplus所属)にいたときに色々お話をさせて頂いていました。あのお方はすごく「感覚」を大事にされる方ですよね。

岡田 そうなんです。だから本当に「粘る」という感覚ですね。

――「まず股関節で粘るイメージを作って、その次にスイングに入る」という感じでしょうか?

岡田 「ねじる」じゃないですけど、股関節にしっかり乗ったものを下半身主導で。先に下半身が動いて、それに上半身が巻き付いていくような感じ。バットと一緒に巻き付いていくような動きをしたいなと思っていて、いわゆる下半身だけの「1枚岩」でバッティングするのではなく・・・・・・。

――イメージ的には、「まず股関節で粘って、そこから下半身の力を使い、さらにそこへ上半身の力が、“ガン”と行く」というような。

岡田 そうですね。

――見せて頂いた試合でやや詰まりながらも中前打を打った場面でも下半身が動いて、そこに上半身が巻きついていくからこそ、多少タイミングをずらされたと思うんですがセンター前ヒットになりました。
ああいうような形が出て、打球が上がってホームランになればいいなという事でしょうか?

岡田 そのシーンで言えば、自分の中ではしっかりとらえているイメージがあるんですが、まだ動きが自分のイメージとは少し違う分、ちょっと詰まって角度が付かなかったのかなと。しっかり目では捉えられているので「良くもないけど悪くもない」という感じですね。

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プロフィール

T-岡田
T-岡田
  • オリックス・バファローズ
  • 経歴:履正社高-オリックス・バファローズ
  • ポジション:外野手
  • タイプ:左投左打
  • 身長体重:186センチ96キロ
  • 生年月日:1988年2月9日
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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