目次

[1]自分との戦いの中で掴んだ一軍復帰
[2]数字にとらわれず、無心でプレーをしていきたい
[3]チームにさらなる追い風を吹かせるために

荒波選手のこれまでのインタビューもあわせてチェック!
【独占インタビュー】横浜DeNAベイスターズ 荒波 翔選手(2013年05月16日公開)
【独占インタビュー】横浜DeNAベイスターズ 荒波 翔選手(2014年02月14日公開)

 スピード感あふれる華麗なプレーでファンを魅了する横浜DeNAベイスターズの荒波 翔選手。2014年は故障もあり、悔しいシーズンとなった。2015年もまた、キャンプで二軍スタートとなった。開幕を迎えても、ファームでの試合出場が続く。17試合中16試合に出場し、打率.298、1本塁打、3盗塁。荒波にとっては、まだ納得のいく結果でなかったかもしれないが、懸命なアピールを続けたことに一軍首脳陣も評価。
また、4月9日時点で、単独首位となり勢いに乗る横浜DeNAベイスターズにとっても、さらに勝ち進むために、荒波の力が必要だった。
そして、4月10日。ついに一軍登録となった荒波。今後のプレーに、ファンからも球団からも期待が高まっている。

自分との戦いの中で掴んだ一軍復帰

荒波 翔選手(横浜DeNAベイスターズ)

 荒波選手は、悔しい思いをした2014年をこう振り返る。

「課題はやはりケガをした部分ですね。レギュラーを続けるのならば、シーズンを通して動けなければいけないと思いますし、ケガをしない体を作ることが大事だなとすごく感じました。僕の場合は、ファンの方がファームの時でも応援してくださって。やっぱり(試合に)出ていないと、来てくれた人にも寂しい思いをさせてしまうのだということを痛感しました

 また、ケガをしない体作りを考えていく上で、気付いたこともある。

「トレーニングでは『力を抜くこと』の大切さに気付きました。言うのは簡単なんですけど、僕は何をするにも、どちらかというと力んでしまうんです。その分ストレスも抱えますし、自然体の中で動けるように意識をしていきました」

 多くの選手が脱力は意識しているが、難しいと語る。荒波選手の場合、具体的にどのように工夫してきたのか。

「例えば、筋力トレーニングの中でも全部、力むのではなくて、実際の動きに通じるようなフォームの中で力を抜く部分を作ったり、スクワットでも少し力を抜いて自分の重さを感じながら動いたり、というのを昨年のリハビリの時からやってますね。今年は自然体な動きをバッティングでも走る中でも取り入れていこうと思ったので、力を抜くことに繋がるトレーニングをしています」
さらに、周囲からのプレッシャーの中でも、自然体な動きをするために、こう考えてきたという。

「やっぱり、これから周りに向けてアピールしなくてはならないので、人に見られたりプレッシャーの中でもイメージ通りの動きができるように意識してやっています。ただ、僕らは『1年間継続してどうだったのか』で振り返っていかなければならないので、その時その時の結果にとらわれないようにしたいです。今はシーズンオフから取り組んだことを信じて、振り返るのは終わった時で良いと思います」

 今の荒波選手は自分の取り組みを信じるしかない。プロは自分との戦いによる部分が大きい。

「自分との戦いですし、そこで妥協するのは簡単で、追い込む方は難しいと思うんです。でもその分、やったら結果が出ると思って、信じてやっています。良い結果だろうと、そうではなかろうと、取り組んだ過程は間違っていないと思うので」


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