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第252回 徳島インディゴソックス・入野 貴大投手&殖栗 正登トレーナー 対談 Vol.32015年01月27日

これまでの記事は以下から!
入野 貴大投手&殖栗 正登トレーナー 対談 vol.1
入野 貴大投手&殖栗 正登トレーナー 対談 vol.2
入野 貴大選手・2013年インタビュー
殖栗トレーナー・コラム一覧

【目次】
[1]「150キロ」後の調整と新たな発見
[2]徳島で得た「NPB仕様」と責任を背負い、東北で輝く
[3]又吉 克樹(中日ドラゴンズ)ばりの活躍を見せてほしい

 殖栗 正登トレーナーが考案したトレーニングにより、入野 貴大投手は150キロを出すまでに。
最終回は、あまり触れられていない、長期のシーズンでもパフォーマンスを落とさないトレーニングプログラム、またNPB入りへ向けて入野投手の現在の思いを聞きました。高校球児のみならず、1年通して活躍したいと願う投手も必見の内容です。

「150キロ」後の調整と新たな発見

入野 貴大投手

――最初に150キロが出たのは5月10日のマドンナスタジアムでの愛媛戦でした。

入野 思ったより早い時期に出ましたね。

殖栗 「出たね!」という感じでしたね。1回出したらポンポン出るようになりましたね。昨年の井川もそうでしたけど。

入野 自分でも力の入れるコツが判ったので、どんどん出せるようになりました。

――そんな入野投手の活躍で前期は優勝。後期は中継ぎや抑え役を務めていた時期もありましたが、後期で150キロを出し続けるために留意したことはありますか?

殖栗 先発と違い、抑えは全試合チーム帯同になるので、そこは気を遣いました。それでも9月になるとやはり疲労から球速が落ち出したので、力を瞬間的に出せるようにメディシンボールのメニューを追加したんです。

入野 僕は7・8月でも試合に関係なく強化トレーニングを入れる日を作ってもらったんです。その中で中継ぎや抑えで投げる場面があっても調子が良かったんです。「俺、トレーニングしても投げられるやん」と。これは新たな発見でしたね。だから、9月の連戦中にトレーニング後に試合に入るようなことがあっても、全くへばることがなかったですね。

――この経験はNPB入団後のアドバンテージにもなりますね。

殖栗 大きいと思います。入野もそうですし、山本 雅士(中日ドラフト8巡目指名)もそうです。厳しいトレーニングをしながらシーズンを闘うことができたことはよかったと思います。

山本選手インタビュー(2014年12月公開)は以下から!
第1回 僕が築き上げた「1人ボトムアップ」
第2回 練習生時代に学んだ「プロフェッショナル」
第3回  練習生から胴上げ投手、NPB入りへ

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プロフィール

入野貴大
入野 貴大(いりの・たかひろ)
  • 1988年11月26日・高知県香南市野市町生まれ・26歳
  • 身長体重:180センチ84キロ
  • 右投左打・血液型A型
  • 経歴:岡豊-プロ育成野球専門学院-愛媛マンダリンパイレーツ(2008年-2012年)-徳島インディゴソックス(2013年-2014年)
  • 愛媛マンダリンパイレーツの5年間の成績
    183試合登板、18勝9敗14セーブ
    徳島インディゴソックス 
    2013年 39試合 3勝0敗1セーブ 44.2回 46奪三振 防御率0.81
    2014年 27試合 16勝3敗2セーブ 129.2回 126奪三振 防御率2.38
    7年間での四国アイランドリーグplus通算成績は249試合登板(リーグ2位)36勝(リーグ6位タイ)12敗17セーブ・537.1回(リーグ8位) 防御率2.56。
    ストレート 最速153キロ
    東北楽天ゴールデンイーグルス 5位指名
  • 上記データは掲載時のものとなります。

プロフィール

殖栗正登
殖栗 正登(うえぐり・まさと)
  • 1977年1月22日・新潟県新発田市生まれ・37歳・182センチ78キロ・右投右打・血液型O型。
  •  富山市立柳町小学校2年で野球をはじめ、富山市立奥田中~新発田南高~立正大と投手。けがにより大学2年で野球部を退部後、右ひじの治療を行いながらトレーニングを通じたスピードアップへの研究を重ねた結果、大学4年時には約10キロ球速を上げ、140キロ台に到達。海を越えてアメリカ独立リーグや台湾・兄弟エレファンツでプレーヤーの夢を追った。
    現役引退後はトレーナーを志し、東京医療専門学校柔道整復科を卒業。ボディバランス整骨院院長・有限会社ベースボール・トレーナーズ代表として野球を中心としたパフォーマンスを上げつつ、けがの予防に努める「ストレングス&コンディショニング」分野を日本に確立する。特に野球選手等の大きな悩みとなっているイップス克服法に関しては日本で右に出るものがいない存在。

     2013年には高知ファイティングドックス・トレーナーに就任し勇躍四国の地へ。2014年には徳島インディゴソックス ストレングス&コンディショニングトレーナーとしてチームの独立リーグ日本一と、入野 貴大・山本 雅士両投手のNPB入りに大きく貢献した。
    主な資格としては柔道整復師、アメリカストレングス&コンディショニング協会公認ストレングス&コンディショニングスペシャリストなど。
    最新作DVD「徳島インディゴソックス・殖栗トレーナーの「オフトレ」~時期に応じたトレーニングメニュー“177選”~ (ジャパンライム)はじめ著作多数。高校野球ドットコムでも足かけ5年・100回に渡る長期連載「殖栗正登のベースボールトレーニング&リコンディショニング」執筆中。

  • 上記データは掲載時のものとなります。
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殖栗正登による155キロプロジェクト
殖栗正登のベースボールトレーニング&リコンディショニング
入野 貴大(岡豊) 【選手名鑑】
岡豊 【高校別データ】
都立大田桜台(派遣:立正大立正) 【高校別データ】
新発田南 【高校別データ】
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