第9回 第96回全国高校野球選手権大会 1・2回戦展望2014年08月07日

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【目次】
[1] 開幕戦に選抜覇者・龍谷大平安が登場!大会序盤は実力校同士の好カードがズラリ!
[2] 1回戦屈指の好カード!明徳義塾vs智弁学園
[3] 2回戦では東海大相模vs盛岡大附が最注目!

 第96回高校野球選手権大会の組み合わせが6日に決まった。大会初日から好カードがズラリと並ぶ結果となった。全カードの見所に迫っていこう。

開幕戦に選抜覇者・龍谷大平安が登場!大会序盤は実力校同士の好カードがズラリ!



左から河合 泰聖(龍谷大平安)・金子 大地(春日部共栄)

 開幕戦はいきなり見どころあるカードが決まった。選抜覇者の龍谷大平安と戦国・埼玉を勝ち抜いた春日部共栄の対決である。龍谷大平安中田 竜次(3年)、高橋 奎二(2年)、元氏 玲仁(2年)と投手力は万全で、さらに打線は徳本 健太朗(3年)、大谷 司(3年)を中心としての破壊力は脅威ともいっていい。対する春日部共栄は技巧派左腕・金子 大地、強肩捕手・守屋 元気の2人がどこまで龍谷大平安打線を凌ぐことが出来るか。

 敦賀気比峯 健太郎(3年)、浅井 洸耶(3年)など選抜4強経験者を中心とした打線の破壊力は脅威。エース平沼 翔太(2年)がしっかりと守りきり、試合の主導権を握りたい。坂出商は大会6試合で31犠打と手堅い野球を実践。また7番松浦 優一郎(3年)が2本塁打8打点、打率.640と高打率を記録しており、下位からでも点を取れるのが強みで、意外な所からチャンスを掴むかもしれない。

 日大鶴ヶ丘西東京大会で7本塁打を放った強力打線。本塁打を打っている選手が5人おり、どこからでも長打が飛び出せるのが最大の強みである。対する富山商は今大会注目の大型左腕・森田 駿哉(3年)の投球がカギを握る。

 大会2日目、144キロ右腕・藤嶋 健人(1年)擁する東邦日南学園と対戦。日南学園は140キロ近い速球を投げる横川 楓薫(3年)、正捕手・萩原 聖翔(3年)を中心とした総合力の高いチームで、接戦が予想されそうだ。

 8点差を大逆転して甲子園出場を決めた星稜静岡と対戦。星稜のエース岩下 大輝(3年)は最速145キロの直球、スライダー、カーブを織り交ぜ完成度の高い投球を披露する右の本格派。打者としても石川大会決勝戦で本塁打を放っており、まさに投打の中心だ。試合の主導権を握り、優位な展開に持ち込むことが出来るか。静岡はエース辻本 宙夢(3年)を中心とした守り勝つ野球を展開。打線では静岡大会で11打点、10盗塁を記録した主将の岸山 智大(3年)、4番堀内 謙伍(2年)、5番安本 竜二(2年)のクリーンナップを中心に打ち崩す。

 日本文理大分は好カードとなった。日本文理のエース・飯塚 悟史(3年)は選抜から成長。球速は常時140キロ前後だが、制球力が格段に向上し、投球に幅が出てきた。対する大分のエース・佐野 皓大(3年)は最速150キロ越えの剛速球右腕だが、日本文理打線は直球に強い打者が多く、簡単に抑えるのは難しいだろう。速球だけではないと思わせる投球を披露できるか。

 大垣日大は1番・種田 真大(3年)がチャンスメイクに徹し、4番滝野 要(3年)で還し、昨夏からのエース・高田 航生(3年)が守り抜くという野球だ。藤代は主砲・根本 文弥(3年)、飯塚 幸大(2年)、打率.600を記録した浜渡 遼(3年)を中心とした打線の破壊力が脅威だ。

 健大高崎群馬大会6試合で35盗塁を決めた機動力が最大のウリ。走攻守三拍子そろった脇本 直人(3年)はチームトップの11盗塁を記録しており、脇本が攻守で躍動するようになると、一気に波に乗るだろう。対する岩国は大黒柱・柳川 健大(3年)がいかに健大高崎の機動力を封じることが出来るか。まずは出塁を許さない投球を見せていきたい。

 鹿屋中央鹿児島大会6試合で10打点を記録した4番木原 智史(3年)の前にいかにランナーを溜めて、還す野球が出来るか。鹿児島大会同様の勝負強い野球を見せて、初戦突破を目指す。対する市立和歌山智辯和歌山戦で延長12回サヨナラ勝ちを決めた粘り強い野球が持ち味。それを支えているのが内外野の堅い守備で、簡単に点を与えずに勝機を見出していきたい。

第96回全国高等学校野球選手権大会 特設ページ

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