第2回 第96回選手権東東京大会 ここまでの戦いを振り返る!!2014年07月19日

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【目次】
[1] 第96回選手権東東京大会 ここまでの戦いを振り返る!!
[2] 第96回選手権東東京大会 ベスト16を狙う学校同士の対決に注目!!

東東京大会、ここまでの戦いを振り返る!!

 今年の東東京大会は初戦から再試合、逆転試合など数多くのドラマが起こった。ここまでの戦いを振り返っていきたい。

 大会序盤を盛り上げたのはの大型左腕・田中 裕貴。7月6日、昨夏ベスト8都立江戸川と対戦し、3対2と逆転勝利。この勝利で自信をつけたは2回戦の聖学院に7対0、3回戦の都立王子総合に4対0で破り、そしてベスト16入りをかけた堀越戦では3回までに2点を先行したものの、6回に逆転を許し、涙をのんだ。

 また7月12日に行われた実践学園日体荏原の試合(試合レポート)は大会前半のハイライトだ。
お互い実力校同士の戦いは延長15回で勝負はつかず。結局2対2の延長再試合へ。そして7月14日の再試合(試合レポート)では2対1と接戦となり実践学園が実に24イニングに渡った熱戦を制した。実践学園は惜しくも3回戦で敗れたが、今秋、来年以降に期待が持てる戦いぶりを見せてくれた。

東東京大会、ベスト16の見どころは?!

 続いてベスト16入りを決め、ベスト8を狙う学校の戦いぶり、また見どころについても触れていきたい。

 第85回選抜甲子園出場、春季大会準優勝関東一は8強入りをかけて堀越と対戦。打線ではオコエ 瑠偉(2年)、池田 瞳夢(3年)を中心とした打線の破壊力は都内トップクラス。さらに機動力も絡め、攻撃面で隙がない。守備も内外野ともに精度が高く、簡単に点を与えない守備は健在。投手ではエース羽毛田 晶啓(3年)、阿部 武士(2年)、田邉 廉(2年)を中心に小刻みな継投で守り勝つ。2010年以来の夏の甲子園へ、攻守の精度を高めていきたい。

 その関東一とあたる堀越は、3回戦の実践学園戦、4回戦戦で、逆転勝利を収めており、春先に比べて粘りあるチームへ成長した。堀越は柴 聡(3年)、渕上 佳輝(2年)、吉沢 勇気(2年)の3人の投手を試合展開によってうまく使い分け、打線は上位下位切れ目なくチャンスが作れるのが強みだ。

 春季大会優勝成立学園は春に見せた堅守は健在で、エース木寺 凌世(3年)は都立東戦で1失点完投勝利を見せ、順調に勝ち進んでいる。さらに攻守の精度を上げて、2年ぶりの夏の甲子園出場を狙いたい。そして成立学園と対戦する都立紅葉川は2試合コールド勝ちし、4回戦でも順天に8対2で勝利し、打線は好調をキープ。白熱した試合が見られそうだ。

 今春4強帝京は一発を打てる打者が揃い、ビッグイニングを築く破壊力は東東京随一。初戦はコールド、4回戦の駒込は序盤に6得点を入れて快勝。ここまで危なげなく勝ち進んでいる。対する日大一は左腕・木村 卓也(2年)を中心に守り勝つ野球で粘り強く勝ち進んできた。帝京打線にも恐れずに自分の投球を展開していきたい。

鈴木 優 (都立雪谷)

 都立雪谷はプロ注目のエース・鈴木 優(3年)が投打の軸としてチームを引っ張る。この夏、鈴木を支える選手たちの成長が著しく、東京実戦で9回二死から同点に追いつき、逆転したように、非常に粘りがあるチームに成長した。対する日大豊山は打力ある選手が揃い、強力打線で勝ち上がってきた。鈴木を打ち崩すことが出来るか。ベスト8を懸けて、激しい戦いが繰り広げられそうだ。

 昨秋本大会準優勝二松学舎大附は強力打線がウリだが、3回戦の城西大城西には2対3の1点ビハインドの8回裏に3点を入れて、逆転勝利。4回戦で強豪・東海大高輪台と対決し、3対2と苦しい戦いをモノにしている。接戦を制するのはチーム力がある証拠であり、ここまで2戦の勝利で、さらに勢いをづけていくことは間違いない。対する都立城東はなんと昨夏準々決勝以来の対決。今年のチームも粘り強く戦うチームは継続されており、4回戦でも都立武蔵丘に7対6と接戦を制している。昨夏以来の対決はどんな結果となるか注目していきたい。


第96回全国高等学校野球選手権大会 特設ページ

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