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【前編を読む】大和広陵 立田 将太×向谷 拓巳 バッテリー対談 前編「二人が組むきっかけと苦労談」

[1]息が合ったきっかけは冬のブルペン投球
[2]意思疎通のスタートはキャッチボールから!
[3]2人の今後の抱負

 立田 将太投手の強い推薦で、外野手から捕手に転向した向谷 拓巳選手。少しでも関係を深めようと、打撃練習を削ってでも、立田投手と接することを決めました。しかし2年生の間は、なかなか呼吸が合わずに終わりました。そんな中、2人はどうやって、呼吸が合うようになったのか。バッテリーとして必要なコミュニケーション術を探っていきます。

息が合ったきっかけは冬でのブルペン投球

――冬の間は対外試合は禁止ですが、息を合わすために、どのような練習をおこなったのですか?

立田 将太選手(以下「立田」) ブルペンで状況やバッターを仮想しながら、サインを1球1球出しての投球練習をやりましたね。試合中と違って、なにか思うところがあったら、投球練習を中断してすぐにお互いに歩み寄って、話し合えるので。これを繰り返していく中でサインがどんどん合うようになっていきました。

向谷 拓巳選手(以下「向谷」) やはり首を振る回数が減ると、投球のリズムも自然とよくなるので。お互いの意見を合わせていくことの大事さをあらためて痛感しました。

――キャッチャーがピッチャーをリードする際、「ピッチャーのいいところを生かすことを優先する」考え方と「相手の弱点を突いていくことを優先する」考え方、大きく二つにわけることができると思うのですが、向谷選手はどちらの考え方を軸にサインを出していたのですか?

向谷 ぼくは立田を基準にサインを出すほうが圧倒的に多かったですね。相手打者の得意なところにボールが行っても、立田の本来のボールがくれば打たれることはないという発想で配球を組むことが多かった。

――リードしていても気持ちよかったのではないですか? 相手の得意ゾーンに行っても、力でねじ伏せる投球が展開できると。

向谷 そうですね。気持ちよかったです!

チーム内 コミュニケーション術

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