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第227回 仙台育英OB 渡邊 郁也投手×田中 吏捕手のバッテリー対談2014年12月15日

【目次】
[1]甲子園を叶えた仙台育英バッテリー
[2]3回戦まで勝ち進んだ甲子園
[3]2人の今後の夢は?

3回戦まで勝ち進んだ甲子園


国体の様子
【写真:2012年 第67回ぎふ清流国体 1回戦より】

――夏の大会と、それまでの渡邊投手の投球の内容とで、何か違いはありますか?

渡邊  僕はストレート中心で打ち込まれることが多かったのですが、3年春の東北大会の時にコツを掴んで、変化球を投げられるようになったので、そこから投球が出来るようになりましたね。

――迎えた甲子園では、いかがでしたか?緊張などはありましたか?

渡邊 宮城大会の方が緊張しましたね。甲子園初戦の佐賀北戦(試合レポート)では最初の打者まで緊張しました。夏の大会で初めて歩かせてしまったのでまずいと思ったんですけど、その後は落ち着いて投げることが出来ました。

田中 歩かせても気にしなかったですし、初戦にしてはしっかりとやれた方だと思います。打線も好調でしたので、うまくかみ合ったかなと思います。

――2回戦飯塚(福岡)は強打のチームでしたが、試合前はどんな心境で臨みましたか?

渡邊 初回に3点取られて、さすがにやばいと思って、佐々木監督に「勘違いするな!」と思いきり怒られたんです。そこからとにかく打たせて取ろうと思って、切り替えて、良くなっていきました。

田中 3点取られたとき、相手打線は非常に振れているイメージがあったのですが、郁也の制球力が落ち着いてくるとあまり打てていなかったので、普通にコントロールできていれば大丈夫だと思って、その後は落ち着いて試合運びが出来たと思います。

――この2試合を振り返ると、当時の仙台育英打線は本当に強打線でしたね。

田中 僕は宮城大会0安打で、甲子園の初戦の時に打って、結局、その1本で終わったんですよね(笑)。監督には打撃で期待されていなかったので、『お前は守備とバントをしっかりしろ!』と言われました。僕はバントが得意だったので。

渡邊 僕は打撃にも自信があって、調子が本当に良くて、6割ぐらい打っていたと思います。

――3回戦では作新学院と対戦。2対3と惜敗でしたが、試合前はどんな心境で臨んでいましたか?

渡邊 打たれても、3点以内に抑えろといわれて、3点以内に抑えたんですけど、打線が相手投手に抑えられてあまり打てなかったので、そのまま終わりましたね。あの試合は開き直って投げていたと思います。

仙台育英高時代
【写真:2012年 第67回ぎふ清流国体 1回戦より】

――開き直ったことで、逆に力が抜けて良いピッチングができることもあるのでしょうか?

渡邊 そうですね。大事なことですね。あの試合は、打たれることが分かっていましたし、打たれてはいけないと思うとガチガチになってしまうので、開き直ったことで自分の投球が出来たかなと思います。

――甲子園が終わって、仙台育英国体に出場しましたが、今でも記憶に残っていることはありますか?

田中 国体は、本当に楽しかったです。サインもバントのみで、『あとは好きにやって』という感じですね。僕は最後の打席で1本打てて、チームも盛り上がっていました。

渡邊 あの時は控えの選手が出場することが多くて、初戦はレギュラーが出て、それ以降は控えの選手が多かったですね。

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プロフィール

渡邊 郁也(わたなべ・いくや)
渡邊 郁也(わたなべ・ふみや)
  • 青山学院大学
  • ポジション:内野手
  • タイプ:右投左打
  • 身長体重:172センチ72キロ
  • 上記データは掲載時のものとなります。

プロフィール

田中 吏(たなか・つかさ)
田中 吏(たなか・つかさ)
  • 順天堂大学
  • ポジション:捕手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:180センチ85キロ
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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